
昨日の昼前、11時くらいだったか。
娘と私の二人分の昼食のカルボナーラを作るために
フライパンででネギを炒めていたら、
突如、IHヒーターが消えた。
「?!」
あれ・・・??
IHだけでなく、電気も消えた。
どうやら家の中が停電したらしい。
ブレーカーが切れたのかもしれない。と
玄関下駄箱上にある配電盤をのぞく。
そうだった。電気がつかないのだった。
窓がない玄関は暗く、さらに老眼があるため、文字盤が全く読めない。
とりあえず光を。
こんな時に便利よね。と思いながら
玄関下駄箱に置いてあった、防災用懐中電灯を灯そうとするも
電池切れのようだ。
明るいリビングに移動し電池を変えるが、新しい電池を入れ替えてもつかない。
「これだから100均は!」と、この懐中電灯を選んだ自分にも苛立ちを覚える。
少しのパニックと混乱。
そんな折、娘がのっそりと自室から現れた。
「ママ、スマホで照らせば?」
そう、、だった。
灯台下暗し。
スマホの光を頼りに、老眼鏡をかけて配電盤を見るも
どれも「on」のまま。ブレーカーは落ちていないみたい。
スイッチをオンオフに動かしてみるが、変化なし。
スマホで“停電”を調べてみるも、アホな私にはさっぱり理解できない。
これってウチだけ?
玄関のサンダルのまま、外に出て様子を見る。
マンション内、機械式で昇降する駐車場は動いているようだ。
他のお宅の部屋の明かりや室外機の回転をチェックする。
どうやら、ウチだけみたい。
管理人さんにも聞いてみたが、
「東京電力に電話を」の一言。
素直に言うことに従い、
東京電力に電話をし、オペレーターと話す。
作業員を手配する約束をするも、
これから私も(朝から出ている)主人も夕方まで仕事。
留守番する娘だけの対応は難しい。とのことで19時に来てもらうことにした。
とりあえず、昼ごはんを買いに近所のコンビニに。
「そうだ、コンビニでトイレも行っておこう」
おお、そうだったね。冷静な娘にこちらがリードされるよう。
コンビニで買った昼食を済ませ
暗い中洗面所で口紅を引く。
「留守番よろしくね!何かあったら連絡して」
8月と言うのに、関東は台風の影響で30度を下回り、風も吹いて涼しい。
いつも通りの酷暑だったら、と想像すると恐ろしくなる。
そうなったら図書館でもスーパーでも避難してもいいのだが。
それにしても、涼しい今日で良かったのだ。とてもツイている。
夕方暗くなった時分。
偶然にも乗ろうとする電車に、金髪坊主のイカつい奴が座席にいると思ったら、次男だった。
「停電になっちゃって」遅い報告をする。
夫と駅で待ち合わせして買い物をすませ家路に急ぐ。
三男も塾から早々に帰宅していた。
いつも帰りが遅い子たちが台風を案じて早めに帰宅していた。
家族全員暗がりの中で
淡々と過ごしている。
作業員が来るまで、あと45分。
夫がAIに「復旧の方法」を調べて作業している。
次男は暗がりの中疲れた体を休ませゴロゴロしている。
三男は早々に水(!)シャワーを浴び、停電になった訳もわからない中でも
ベランダから「キャンプで使うライト出しておいた」と冷静な行動。
娘は留守中、ずっと昼寝をしていたらしい。

そんな中、電気がパアッとついた。
ホッとした。
電気は復旧したが、
念の為作業員には点検をしてもらい、大きな問題がないことがわかったが
今後また何か「きっとHIヒーターかもしれない」との助言で、停電した時への意識が変わる。
漏電の点検だとコストもかかっていた。
たまたま早め帰宅の夫が直したので点検代は掛からなかったが。
それにしてもインフラを支える作業員の方にも感謝が尽きない。
「夜通し明日の朝まで仕事です」
明るく答えた作業員の方に
「当たり前だと思っちゃいけないですねえ」
と心から思った私なのだ。