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2020.03.31自分の基準を持っていることが、あなたにとって「トク」になる。

 

「モノが捨てられないのですが、それでもスッキリさせる方法はありますか?」

半ば諦めたように「捨てればスッキリするんだけどね」とワンセットのようにおっしゃっている方によく出会います。それでも捨てられない。とも。

 

結論から申し上げます。

ある程度、捨てずに「一時的に」見た目を美しくすることは可能です。

ただそれはあくまで「一時的」であって、すぐに元の木阿弥。崩れます。

 

簡単ですが、見た目を美しくする方法、からご紹介。

 

カウンター上、テーブルの上、床でも。ありとあらゆる、「平面」を見てみて。

 

【1 わかりやすい「ゴミ」から着手】

丸めたティシュー、飲み干したペットボトル、日程超過した行事のお知らせプリント。などなど。

明らかに「ゴミ」というモノをゴミ箱に捨てて。

 

【2 それでも捨てられない?だったら然るべき場所を作り、入れる】

ティッシューは捨てられても、ペットボトルは工作で使うかも?だったら工作するためのボックスを用意して入れて。もし溢れたら本当に持つべきかどうか、子どもが一回で使う量に対するペットボトルの購入頻度、まで、考えて。

プリントが思い出?だったらどんな形でもいい、ファイルなりして。もし溜まって困ったら“眺めるため”に持っている?“いいお母さんでありたい”から持っていたい?かどうか、自分に問うてみて。

 

【3 カテゴリー別に分ける】

カウンターの上、テーブルの上、床の上、必要なものだけになったはず。

カテゴリーに分けましょう。これだけ。分け方のコツは「お店」。

薬屋さんにあるもの、本屋さんにあるもの、電気屋さんにあるもの。などなど。

それぞれのカテゴリーを“機械的に”分けて。家にあるお菓子の箱でもなんでもいい。まとめます。

箱を「まっすぐ」を意識して揃えて。

 

 

以上です。これは「捨てられないお客様宅」でも、収納グッズ・コスト0でやっていることです。

確実に整うはず、、ですが。

ここで言いたい、大事なことが一つだけ。元の木阿弥にならないように。

【2】でも少し触れたように

「必要なモノを見極めること」

整理すること。

これを「日々行う」ことで、冒頭でもお伝えしたように、スッキリした日常が手に入ります。

 

ご自分にとって「必要なものかどうかを決めていく作業」は日頃の訓練によって身についていきます。

捨てることを躊躇、放置していたら、当然溜まってきます。

「捨てるかどうか」ではなく

「必要かどうか」「これは自分にとってどうか?」と、判断力を鍛えていくのです。

毎日の繰り返し。

できない日もあります。ですが意識するかどうかで、各段に日常は変わります。

 

具体的には

家だけでなく、ご自身の

言葉の選び方、仕事・家事の取り組み方、立ち居振る舞い・姿勢などが変わるはず。

 

ぱっと見、綺麗だけじゃ、確実にボロは出ます。

だから長い目で無理なく。できることを。