9/17放映
NHKのクローズアップ現代
『ミッドライフクライシス』を視聴した。
(↑リンク↑)
番組HPより引用・・・・・
ミッドライフクライシス“人生の曲がり角”をどう生きる
小泉今日子さんと考えるこれからの“老い方”
最近の調査では日本の45 〜59歳の「幸福度」が過去最低に。
番組には、子育てでキャリアを諦めた後悔や就職氷河期に翻弄された怒りなど、
多くの声が届いています。生き方が多様化して人生の「正解」が分からず、誰にも相談できない・・・。自らも50代後半、これからの人生に悩む経験をし“前向きに年を重ねよう”と発信する小泉今日子さんは何を語る?中高年の心の危機“ミッドライフクライシス”。これからの老いを考えました。
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40〜50代の中高年期に訪れると言われる、ミッドライフクライシス。
更年期症状、子育てが終わったロス、仕事でのキャリア、親の介護、世間の多様化と自分とのギャップ、同世代との幸福度の比較、友人の減少、死別、体力知力の低下、など、
さまざまな出来事が重なる世代でもある。
まさに自分も50歳、その真っ只中にいるが、
率直にいうと、上記いくつかこの中で当てはまるが「まだ実感としてない」。
出来事として捉えるとその通り。
番組内でも80パーセントの人が当てはまる。
だれでも起こりうること。なのだとか。
番組内、インタビューされた方や番組に寄せられた声など当事者の話を
私なりにまとめると
・他人/特に同世代との比較(目には見えない幸福度)
・体調の変化(更年期症状や体力低下)
・環境の変化(子供が巣立ち親の介護が始まる/職場での地位など)
自分の力で、変えられる点と変えられない点があることがわかる。
ホルモンバランスの低下など、更年期症状など体の中で起こっている症状は専門の病院に行くことである程度、症状を和らげることができる。のではないか。
毎日少しでも「出かける」ことが良いと番組内でもあった通り、職場までの一駅を歩き、街路樹や他所のお宅の庭を拝見させてもらい花を愛でるのも一興。
子が巣立つと同時に親の介護が始まることもよくある話だ。家族のこととはいえ、自分ではコントロール不可能である。親の介護については、遠方に住んでいて仕事で忙しいのなら、近所の人やケアマネージャーやヘルパーとの連携で、こちらではできないことを手伝ってもらう。
子離れに関しては、どっぷり過去にハマればいいとも思う。
特に子供の作品などの片付けがおすすめだ。
また自分が子世代だったらと考えると
「子どもをいつまでも心配している親」よりも「親が“自立”していて子どもだけでなく、他に興味を持つ」の方が子どもとしては安心する。
趣味を新しく見つけることも、いいとされているが、
急に趣味など持てそうになかったら
これも片付けだ。
過去の自分との対峙。これに尽きる。
自宅のものを一つ一つ整理することで
・他人といらぬ見栄を張ることの愚かさ
・過去のキャリアに縛られることの無意味
・自分ができないことを、他人に頼る覚悟
が芽生えることを、約束する。
個人的には、日々、目の前のことを淡々と、時に必死に、
こなしていれば「幸せかどうか」など考える暇も無くなる。
同時に、これで「十分足りている」と思っている。
あなたはどう思うか?