「押入れが使いづらい」
というご相談、をよくいただきます。
お宅によって、押入れの中に入れるもの(例えば和室で寝ないので布団がない、子供部屋にしているのでおもちゃ多め、など)ライフスタイルによって違うのでアドバイスも多岐に渡ることもあります。
実際作業すれば一旦何を持っているのか持ち物を点検できますので、
どこに何を?が解決できます。
長い夏休み。
子供に意識を向けるよりも、物言わない押入れに意識を向けて!(笑)
まずは押入れの中を総点検。
ポイントは3つです。
【1 大きく2つの空間に分断する】
奥と手前。目では見えませんが「見えない線」を引っ張ってみて。
この大きなスペース分けが使いやすさを分けます。
奥に動きの少ないもの(例:節句人形、シーズン家電、思い出のもの)半年近く動かない
手前に動きの多いもの(例:掃除機、布団乾燥機、裁縫道具)毎日〜1ヶ月以内に使うもの
【2 八百屋を参考にレイアウト】
八百屋さんを思い出してみてください。
奥に行くほど背の高さをだして(贈呈用フルーツなど)レイアウトしているはず。
奥には背が高め、手前には低め、のものを。頭が少し見えるくらいだって存在を忘れることなく「あること」がわかります。視覚的に把握するため。
もし隠れてしまうようでしたらラベル(テプラじゃなくてもいい!100均で手に入るシールでも)を貼って。
【3 安全性、健康面を考慮】
地震、日常的に押入れを使う際に危険がないように、天袋などは「軽く」「尖っていない」ものを。(例:羽毛ぶとん、ぬいぐるみ、など)
日常の掃除が面倒にならないよう、いつでも布団をあげたなどのタイミングで掃除機をかけられる余裕のある持ち物の量がベスト。物を動かすことで換気もでき、カビも防げます。
ここ最近敷いていない、来客用布団は?
節句人形、あちこち点在していない?
壊れていないけど、使っていない家電は?
いかがでしょう。