娘の子宮頸がんワクチンの接種するにあたり、
接種日前日になり、実は主人と意見が対立。
子宮頸がんワクチン接種に至るまでの経緯
9/4付け 記事
最近、主人の反ワクチンの話が出てくる。
9/4付けのブログでも書いたが、
反ワクチン派の知人についても少し触れている。
ブルータス、お前もか。
前から娘にワクチン接種しようかという旨は主人に伝えてあった。
まさかと思ったが、想定内でもある。
ワクチン接種前日になって、
娘のワクチン接種を「先に伸ばせないか?」と私に提案があった。
私 「何故?」
主人「ワクチン接種後の副作用が心配なんだよ。
だるさや倦怠感、接種することで後々苦しまないか、と思って」
どうやら主人はYouTubeで見識者が言っているワクチンについて知識を得たようで、ワクチン接種について懐疑的だ。
ワクチンで免疫力が低下する、とも。
私 「それよりも、がんになるリスクの方が心配」
主人「それもわかっているけど、
そうは言っても、まだ小学6年なのに自分で決められないだろ。
例えば20歳になったら(自費になるが)その時に本人に決めさせるっていうのは?」
私 「いやいや、それは絶対ない」「そんなに待てないし」
「あなた、20歳になったら、と言っていたけれどそれまで性行為がないとでも思っているの?そんなの幾つになって性行為するなんて、わかんないでしょ」
当然本人が親に「性行為した」と申告するはずがない(初めて性行為する前にワクチンを打つのが有効とされている)
主人「あなたが早く”済ませたい”気持ちもわかるけれど、本人の意思はどうなのかな」
と、話は平行線。
私 「今まで言わなかったけれど、高校生の時にクラスメイトが子宮がんで亡くっなっているのよ。同じ思いをさせたくない」
「それなら、一緒に病院に言って先生に副反応について納得するまで聞いてみる?」
主人「わかった、わかった、病院には行けないけれど、あなたに任せるよ」
私 「そう、わかった。問診の際に心配事あったら全て聞いておくから」
出勤前という事もあり、
なんとなく納得したようなしてないような、空気感のまま終了。
で、娘は結局ワクチンは打った。
打った後は腕の火照り、筋肉痛のような軽い痛みがあったが、
熱もなく食欲もあり元気。病院の先生の言った通り副反応の多くの症状だ。
【1 話は真面目に聞かない】
主人と私の会話を読んで、
いかに「人の言う事聞かない夫婦」だと言うことがお分かりだろう。
夫婦なんて、そんなもんだ。言っても聞かない。
意外かもしれないが、相手の主張は一応聞くが、半分は適当に流す。
真面目に聞かない。真面目に聞いていたら「もたない」。
【2 第三者の意見を聞く】
主人の意見は聞かなくとも?!
今回接種に至った最大の納得感は、第三者の意見。
病院の先生に副反応ほかリスクを聞く。
特に今回、先輩ママに接種前に「接種した後、どうだったか?」
タイミングよく話を聞けたのが良かった。
二人のお嬢さんがいる先輩ママの「二人とも大丈夫だったよ」は
どんな言葉よりも主人が(私も)何よりも安心する材料、だったろう。
【3 ゴールは一緒という認識】
ワクチンに懐疑的な主人。
1日でも早くワクチンを接種させたい私。
相対する意見、だが、娘を心配する気持ちは同じ。
結局、今回主人が折れたが
どちらかが折れたら、相手のフォローはする。
接種前後、問診で聞いた内容、娘の接種後の様子を3、4時間おきに仕事中の主人のLINEに報告。
主人の意見も「素直に」取り入れて、娘を診ながら、何もせず、ゆっくり過ごす。
当の娘というと、
私たちの意見の違いも横目で見ながら
「注射怖い・・!」「二日後に迫った移動教室に行けるか心配」
そのことで頭がいっぱい。
最後には主人も私も娘も
仮に副反応が悪化して
二日後に迫った楽しみにしている「移動教室に行けるか」それだけが心配、になり。
打つかどうか、と言うことは、あれだけ揉めていたのにどこかへ行ってしまった。
結局、移動教室には、何事もなく出発。
とにかくホッとした。
考え方は様々だけど、ゴールは一緒。
価値観の違いなんて当たり前。
それでも夫婦はやっていける。