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2025.02.11今すぐ【片付けの思い込み】を捨てよ

 

 

捨てるのは物だけではあらず。

思い込みを捨てることで、

片付けが楽になることがある。

 

片付けを邪魔する思い込み、お伝えする。

 

 

 

1 片付けは捨てること

 

片付けは捨てることではない。

 

捨てることが「ゴール」になっていないだろうか。

片付けはゴールではなく「手段」だ。

あなたが今まさに直面している思い込みだ。

 

捨てるだけにあらず。

移動したり、一旦別の場所に保管したり、使いなおしたり。

 

捨てればスッキリする、というのは刹那的な考え方。

本来片付けは、毎日の地味ながら長期的な活動なのだ。

 

 

 

 

2 子どもがいるから片付けられない

 

金内が片付けの現場に足を運び続け、

これまでの自身の考えが一新したこと。

 

子どもが片付けられないと思っている大人の多いこと。

間違っている。

 

というのも、どちらかというと

大人よりも子どもの方が片付けが上手い

 

しかも素直、直感で選ぶ、しがらみを考えない。

だからすぐに物を選び取ることができる。

 

邪魔をするのはむしろ大人だ。

「それ、頑張って作ったじゃない」

「それ、高かったのにもう捨てちゃうの?!」

「えー、これは取っておこうよ」

子どもが判断したのに、大人が邪魔をする。

 

もお〜〜!!

何度も見てきた。そして自分もやってきた。

 

 

 

 

3 自分は片付けられない人間だ

 

大間違いだ。

片付けられない人間などいない。

 

過去にいわゆる“汚部屋”の片付けもしたが、

片付けられる。できるのだ。

ゴミ袋30袋以上捨てた。紙ごみもゴミ置き場まで何往復もした。

ただ一人では難しい場合もある。

サポートさえあれば、できるのだ。

 

苦手を「できない」と思い込まないことだ。

できるかどうかではなく

やるかどうか、だ。

 

 

 

 

4 片付ければ幸せになる

 

これは嘘だ。

幸せの基準なんて自分自身が決めることだ。

散らかっていても幸せな家庭はいくらでもある

 

過去に、

散らかった友人宅に訪問したことがあるが

子ども5人のお母さん。

朗らかでいつもニコニコ。

部屋は散らかっていたが

テーブルだけは片付いていた。

そこには花が一輪、花瓶にさしてあった。

聞けば

「ここに花があるとホッとするの」

自分の“聖域”を持っていた。

彼女の朗らかな子育ては家族全員幸せにすると確信した。

 

片付いていれば幸せか?

そうではないと思っている。

 

 

 

 

5 私さえ頑張れば

 

できる人こそ、こういう言葉を、考え方を持つ。

それ間違っている。

 

暮らしは家族全員で作り上げるもの。

独りよがりになっていないだろうか?

 

実際には

母が頑張る時間が物理的には多いだろう。

 

だからと言って

休んではいけない。なんて思ってはダメだ。

 

眠かったら「寝る!」と宣言して、寝てもいい。

ジャンクフードをたまには食べさせてもいい。子どもは喜ぶぞ。

4でお伝えしたが、

ママが笑っていることが家族にとって1番の幸せなのだから。

 

片付け(暮らし)に神経質にならないこと。

 

幸せになりたければ笑う。

これだけでいい。

 

 

片付けのプロらしからぬ発言かもしれない。

しかし、

健康という土台があってこそ片付けができる。

 

あなたが心身ともに健康であることが一番。