先日
近所のコメダ珈琲店に、夫と2人で行った。
夫から「コメダって逆写真詐欺なんだってよ」
なんのことやら?
SNSで流行って(バズっている、って言う??)いるそうだ。
「普通はメニュー写真よりもしょぼい実物が出てきて、がっくりすることが多いけれど
コメダはその逆。写真よりも実物の方がはるかにボリュームがある」そうだ。
以前ママ友に車で連れて行ってもらった時は、
ナポリタンを“単品で頼んだ”のに、
色々サラダやパンが付いてきて、お腹いっぱい、だった記憶がある。
もったいぶらずにサービス精神があるなあ。と当時から感じていた。
夫がスマホをかざし、コメダに行った人のSNS投稿を嬉しそうに見せた。
ふうん。確かにそうね。今になってやっと納得した。
そんなボリューム満点と謳っているメニューに心惹かれ。
念願の来店となった。
実はその前に一回来店したが、
日曜朝8時過ぎの来店時に5組ほどのウエイティング。
ちょうどその時は
私たちの予定が詰め詰めに入っていたので、後ろ髪引かれながら食べずに退散。
コメダを甘くみていたぜ。
そんなわけで
今回は、リベンジ、と言うわけだ。
朝7時ちょっと前に到着して、意気揚々と入店した。
郊外の国道に突如現れる、オレンジの看板。
コメダ珈琲店。
平屋の建物で駐車場がついた「ファミレスの様」な、いでたち。
なんとなく初めての来店でも馴染みやすい雰囲気なのは、
ゆったりと、どの席もボックスタイプのソファーだからだろう。
店の窓からは植木の草花が、いい感じに時間を過ごせそう。
7時開店と同時に方々から人がゾロゾロ店に吸い込まれて行く。
「お好きな席にどうぞ〜」と自由に案内。
後から来る、他の客もテンデンバラバラに思い思いの席に放射線状に流れる。
お水をサーブするのも、ベテラン店員の見せ所だろう。
なんせ、お客は好きな席に好きな様に何人か固まって、一挙に座って行くのだから。
しかも、にこやかな笑顔で注文も取るタイミングも素晴らしい。
注文は最近ありがちな、「スマホ注文」と、昭和スタイル?の「口頭注文」。
今回口頭で注文した。こんなことでも、中高年の私はホッとする。
開店から11時までの「モーニング」には、
コーヒーとパンがついてくる。
それにトッピングや付け合わせ、パンに塗るバターやジャムなどを選べる。
名古屋だもの。やっぱ
おぐらあんとバターの組み合わせでしょ。
腹を空かせた、私たちが単品で頼んだのは
夫は、これが食べたかったらしい。
たまごサンド の上にピザトースト?
ありそうでなかったメニュー。
見よ、このボリューム。
見た目だけではない。味も絶品。
喫茶文化のある、サービス満点の名古屋の精神を、しかと受け止めた。
自慢にもならないが、
これまでスタバに行ったのは数回、5本の指に足りるかという回数だ。
どの店舗も、なんとなく「浮かれた感じがして」落ち着かない、のだ。
自分には不釣り合いなような。斜に構えた自分がいる。
そんな私のような中高年は、案外多いのではないだろうか?
共感していただけると嬉しい。
今回コメダ珈琲店に行ってわかった。
土地柄、時間帯もあるかもしれない。が。
若い子もそれなりにいたが、
ファミリーや、中高年の夫婦らしき二人組、同年代の1人来店の男性、が圧倒的に多かった。
それもおそらく足繁く通っているリピーターだろう。
コーヒーだけじゃ、滞在時間があっという間だけれど
ボリューミーな食事、ファイレスの様な馴染みの空間、懐かしいメニュー。
これは、中高年に「ぶっ刺さる」だろう。
さて、今度は、シロノワールを食べに行くぞ!