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2025.09.17身につけたい【片付けセンス】の磨き方

 

 

 

このブログを読んでいただいている方は

どうしたら片付けが上達できるのか?」と

悩んでおられる、と察する。

 

また実際に訪問するクライアントからの「片付けが上手くなるには?」の質問や、話しの中でもよく伝える。

 

 

片付けのセンス、なるものがあるとすれば

たった一言だけだ。

 

 

 

分ける」事ができれば

片付けは確実に上達する。

 

 

 

逆に言うと「分けられない」から、

片付けが苦手になる。

 

 

苦手なだけで、出来ないとは違う。

 

これは、人に寄るか?と言うとそうかも知れないが、

日々の訓練で如何ようにも上達できる。と断言する。

だれでも片付けは出来る、上達する、のだ。

 

 

 

 

1    できる分け方

 

「分ける」と言うとどんなイメージをお持ちだろうか。

 

仕分ける、分類する、分析する

「分」を使う言葉を並べてみた。

 

 

片付けの際に

「要」「不要」の仕分けをする

「キッチン」「リビング」「寝室」など部屋毎に分類してモノを置く

捨てられないのは「感情」と「事実」がごちゃ混ぜになっている故、と思考を分析する。

 

 

あなたの身近にいるスマートなあの人が

スイスイと涼しい顔をして「出来る」のは、

自分の中で線引き、つまり分ける事ができている。から。

 

 

 

 

2   分ける目的

 

考えずに、まずは出して「分ける」だけ。

 

捨てなきゃダメなんでしょ?

なぁんて考えているから次に進まないのだ。

 

とにかく「分ける」。

ここで意識していただきたいのが

目的を持って分ける」事。

 

 

何のために分ける(片付ける)のか?

 

 

子供たちが、子供部屋で学習や着替えをして

自立を目指している。

そのために片付ける。とする。

 

子供部屋クローゼットに母の衣類があったら?

行き場を失ったベビーカーが床に鎮座していたら?

ペットのシートやペットフードのストック置き場になっていたら?

 

これでは、学習や就寝どころではない。

子供が自立する環境って何だろうか。

 

まずは、子供部屋に必要なモノかどうか「分ける」。

その一点から進める。

 

 

 

 

3    分けるは洗練

 

さらに分けるは続く。

 

用途別、人別、カテゴリー別、季節ごと、素材別、

ゾーン別、身長別、オンとオフ、などなど。

 

例えば

きょうだい2人の部屋を、

 

兄、弟で分ける(人別

各スペースに学習、就寝、着替え(ゾーン別)に分ける

クローゼットには、シーズンとオフシーズンの衣類(季節毎に)分け

制服はハンガーに、週末着る普段着は引き出しに(オンとオフ)に分け

引き出し内にはニットとTシャツに(素材別)分ける

本棚には(身長別)に高さに合わせた本をレイアウト

学習机には、塾と学校で使う学用品を(カテゴリー別)に分ける

学習机の引き出し内には、文具、プリント、プライベートに(用途)に応じて分ける。

 

などなど。

ほんの一例を挙げたが、

他にもアイデアはあるし、違っても良い。

ズバリ、正解などない。

 

 

分けるには多くの種類があり、

この選択こそが、暮らしやすさに直結する。

 

 

この試行錯誤の繰り返しを行えば

必ず、片付けのセンスは磨かれる。

身をもって保証する。

 

 

間違っても

キレイにボックスが整然と揃っていることではなく

また、

単純に「捨てる」だけ、では無い事をお分かりいただけただろうか。