日曜日は
片付けの手を休めて
いやぁ〜〜今回も見どころがたくさんありすぎて
この記事、まとまるか?
また、見切り発車で書き始めている。
今回、大人顔負けの子供達の演技が最高に良かった。
UFOを発見した正吉、純、蛍、の3人。
その後、凉子先生が草むらから出てきたのをきかっけに
宇宙人疑惑をかけるも、
大人の間では、涼子の東京の小学校での児童の自殺疑惑をかけられ、
参観後の笠松の爺さんに問い詰められる。
子供達は事件のことを初めて知る。
緊張感のあるシーンだが
純、蛍、正吉の表情が何とも言えない。
特に正吉の苦しそうな表情が切ない。
「凉子先生もかわいそうだが、正吉もかわいそうだ」
純は親友の気持ちを痛いほど察している。
特に正吉の祖父である、笠松の爺さんは、
その日の朝、馬が売られてしまい、やけ酒の一升瓶を持った姿で学校に乗り込む。
そのせいで、保護者会ではグチャグチャになる。
酔っ払った爺さんに肩に手を回し、小学生の正吉が爺さんを抱え、畦道を歩く後ろ姿。
馬が売られてつらいかもしれんけど、、
正吉の気持ち、考えたことあるか?
目の前の子を、、大切にせえや!!
アル中気味の笠松の爺さん。
雨の中、自転車で川に転落死してしまうところで話は終わる。
正吉はある意味、今で言うヤングケアラー。
大人に振り回されながらも逞しく生きている。
15話では純の「性の目覚め」について丁寧に描かれている。
小学5年生。思春期。
大人の女性に興味を示し胸の高まりが止まらない。
富良野の街でピンク映画ポスターを前に、
気が付かない五郎が純に声をかけるも
ヘナヘナと純が座り込んでしまうシーンは思わず笑ってしまう。
「僕は病気かもしれない」と父親にも告白できずにモヤモヤする。
そんな中、五郎が純のバッグの底からビニール本(エロ本)を見つけ、
いとこの清吉にも告白をするが、
清吉は「お前もそうだったろう!」と笑ってかわされる。
そうとばかりに、五郎が思い切って、
家でくつろいでいる純(と蛍)に
「おしべとめしべ」の話で性教育を説こうと意気込むが
純の鋭い質問に答えられず、グダグダになって終わる。
この時の子供達が「何言ってんの?」とでも言いたそうな
ポカンと、自然で何とも言えない表情。
こんな顔、我が家の子達も私によくするんだな。。
あまりにもわかりすぎて共感しかない。
家庭で子どもに性教育、てむずい。
「おしべとめしべ」なんて言わなくてもいいのは、このドラマではっきりした。
けれども何と言っていいのやら。親は悩むのだ。
そもそも言うことなんてないのか?自分もそうだった、と。
結局、夫婦仲を良くする、ことくらいしか答えが出ない。
私ごとだが、先日
仕事から徒歩で帰る途中、高校生の三男を見かけた。
4車線ある道の向こう側の、
公園のベンチに座り、友達と何やら楽しそうに話している。
顔はこちら側を向いている。
手を振った。
三男、顔は笑顔ではあるが、反応がない。
今度は何度も大きく左右に手を振った。
とうとう?諦めたように、三男は手を笑顔で振りかえしてくれた。
おっしゃ、と私も嬉しくなった。
きっと「馬鹿な親だな〜」と、
子どもには呆れられているだろう。
それでもいい。
子どもが大人を超えている。
大人だから偉い、なんて事は、もうとうに捨てた。
実際子どもの方が大人よりも
よく見ているし、感受性は強く、冷静なのだ。