heya-koto

BLOG

2023.03.04こだわるのはそこじゃない。テキトーに暮らす。

 

雛人形を仕舞うのをうっかり忘れてそのままにしていると、婚期を逃す?!

 

片付けられない方からの、よくいただくご相談に

「出すタイミングを逃して、今年も結局飾っていない」

とのこと。

仕舞う事も、また面倒で(気持ちが追いつかず)飾っていない。

 

お客様のお宅で、何度か雛人形を飾ったことがあります。

あるお宅では、何年も箱から出していないという、7段飾りの立派な雛人形を飾りました。

あるお宅では、両家が孫に会いにくるついでに雛人形も見せなくてはならない、ために両家から『それぞれから、いただいた』2つの雛人形(こちらも7段飾り)をリビングに飾りました。

玄関に飾るかわいい手のひらサイズのお雛様もあったっけ。

 

一人では飾れないから一緒に飾ってください。というご依頼。

 

飾る事を優先したいのなら、

出しやすい方法、例えば7段飾りの大掛かりなものは、他の時間を削っても何としてでも、飾る。

ちなみに先に書いたお客様宅では、1時間ほど2人であれば、7段飾りはちゃんと飾れました。

飾る時間を把握するのも一案です。

飾りやすいコンパクトな方法で、親王飾りだけにする、などでもいいでしょう。

 

雛人形の飾る日、仕舞う日

「雛人形の飾る日に適した雨水(2/19頃)あたり、仕舞うのは啓蟄(けいちつ・3/6頃)が適している」と言い伝えでありますが

湿気のない日であれば(というよりも、今は乾燥している時期なので特にどんなタイミングでも)いいと思う。

言い伝えを信じ、そこを気にして飾る、飾らない、と気を揉むのはもうやめにしませんか?

 

 

真面目な人ほど、片付け(物事)を、きちんとしようとする。

ここが問題なのです。

 

例え着たい服があっても骨格の診断でタイプじゃないからと結果が出たから、着ない。

私はこう思うけれども、先輩の違う意見を優先したほうが良いのではないかと、悩む。

黒が好きだけど部屋が狭く見える、と情報を入手したので、黒いソファーは好きだけどやめようかしら。

 

雛人形から少し話がずれましたが、最近会った人たちの話の中で私がモヤモヤした言葉たち。です。

やりたいようにやればいいじゃないか。と思うし、その方達には実際に、そう言っています。

自分の気持ちに正直に。

 

雛人形だって、思い立った夜中に、日にち関係なく仕舞うこともありますし、

日常的ルーティーンで、夕食後の子供たちが入浴中に掃除機をかけますし、

長男が変な格好をしていたって「これでいい」「これもまた勉強」と口を出さずに見守っています(関係ない?笑)。

 

 

固定観念、きちんとしなければならないと思うこと、相手の気持ちを受け止め自分の気持ちを殺すこと、

を手放していきいませんか?

 

 

 

他でもない、自分のために暮らそう。

もっとワガママにしても大丈夫。

きっと、暮らしやすくなるはずです。