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2025.01.06片付け【受験の環境】親ができること

 

受験生にとって、

いよいよ追い込みの時期となってきた。

 

いかがお過ごしだろうか?

 

今年は、我が家には受験生はいないが

昨年、2年前、4年前と子どもたちが高校と大学の受験を経験した。

毎年この時期になると(とうに忘れてしまったが)

受験生の親としての記事を書いていたように思える。

 

 

受験生のサポート役に徹する親の立場。

 

 

今回は

実際に受験生の親経験を積んだ、片づけのプロ視点から

受験生の環境を整える片付け」についてお伝えしたいと思う。

親としてできること。

 

 

 

1 子供部屋を「片付けてはダメ」だ

 

子どもが勉強するスペースはどこだろうか?

 

子供部屋のデスクで学習することが多いお子さんには

もし親から見て「散らかっている」と思っても

親が勝手に片付けてはならない

特に捨ててはならない。

 

 

復習用は机の上、これからのものは棚の上に、塾準備のものは、、と

なにかと子どもなりに「そこに置く理由」があるからだ。

それを勝手に動かしてはこちらからは一見綺麗になっても、

子どもの心は乱れてしまう。

 

片付けるのは受験が終わってから。

 

 

 

2 リビングは「積極的に片付け」よ

 

子供部屋とは反対に

皆が集まるリビングダイニングは片付ける。

 

子どもがリビングで学習するケース。

 

・リビングダイニングに学習机がある場合

1と同じように机の上、学習用品があるスペースだけは片付けない。

もしそのスペースがない場合

一角、例えばダイニングカウンターの上のスペース一部を作ってもいい。

子どものためにスペースを作る、空ける、片付ける。

 

・ダイニングテーブルで学習をする場合

テーブルの上は子どもが常にテキストを広げられる状態に。

子どものためにスペースを作る。

 

 

当たり前のことだが

学習中は

・テレビや大きな物音を立てないようにする

・他の家族は騒がないようにする

・「いつも通り」に過ごす

 

とはいえ、小さい弟妹がいて騒がしいケースだってあるだろう。

その場合は“避難所”を用意する。

近所の

公民館、図書館、塾の自習室など。

いくつかの選択肢があると安心だ。

 

時期も時期なので、子どもの環境を変えない。変えようとしなくていい。

唯一、片付けていい場所は家族共用スペース(特にテーブル)と、

子どもに用意するスペースのみ。

家族にも協力してもらおう。

 

 

 

3 何も変わらない「日常」を

 

4人の子どもを育て、うち3人は受験経験がある子に対して

母の失敗や反省があるのでシェアしたい。

 

模試の結果や学習のことについては

子どもの口から話さない限り、

こちらから聞くべきではない。と思っている。

本人が一番わかっているから、だ。

そんなこと聞いたって結果が変わるわけではない。

 

子どもは何も言わなくても、色々頭の中で考えているはずだ。

できる限り、そっとしてあげたい

 

その代わりと言ってはなんだが、

学習中に何も言葉をかけず、

温かい飲み物や軽食を机に置くくらいはしたい。

 

 

 

子どもとの受験日程スケジュールの調整や相談、

現地までの交通の下見、当日のカイロや食事準備など

2浪経験の主人は受験の相談役として、家での存在は大きい。

 

 

サポート役として

子どもの環境を最大限に引き出せるよう、私からも全力で応援する。