久々に心が震える体験をしました。
子どものラグビーの試合の話ではありません。
タイトルと写真から想像してしまった方、ごめんなさい。。
私ごとですが、PTA本部役員2年目。
今年の役員メンバーの1人、7ヶ月の赤ちゃんを連れた役員。
学校の倉庫にあった「ベビーベッドをPTA室に置きたい」との彼女から要望が。
それにはまず、PTA室を片付けなければ置けません。
PTA室は
教室を仕切った半分のスペース、中央に長テーブル4台が場所を取って置かれています。そのためすれ違って歩けません。
目線より高い位置に引き出しが置かれ、手で押さえないと、引き出す度に引き出しごと倒れてきます。
いつも書類の探し物がありLINE トークや現場での時間泥棒、コピー用紙からセットするプリンターまでの動線もかなり悪い。
お客様宅だったら、自宅だったら、すぐに改善したところでしょう。
1年も片付けのプロがいながら放ったらかしにしていた有様。
ああ、恥ずかしい。
人のことは言ってられないですぞ。
時間がないから「できない」説。狭いから「置けない」説。
そんなの言い訳!
今回この赤ちゃん連れ役員の一言で始まったPTA室の片付け。
そもそもPTA活動は「任意」。
できる、やる気のある、やってもいいよ、という人が、出来るだけ。無理なく。のスタンス。
だからこの片付けの件も授業参観前の2時間という少し無理め?なスケジュールの中、
まさか全員参加(1人だけ都合により欠席)してやることになることも想像していなかったし、何日か前から他の役員が少しづつ処分できるものはしてくれていたことにジイーーンときたし、
何より今日、7人全員が「前向きに、否定しないで行動したこと」に本当に感動して。
「でも」「だって」。そんな言葉、一つも出てこなかったからね。
長テーブルを2台たたみ端に寄せ、20台ほどあったテープカッターも半分以下にし、過去書類とも決別。
食器棚のガラスを外し、冷蔵庫・コピー機、書類チェストの大移動。
誰1人とも指示を待つことなく一人一人、テキパキと確認、協力、分担、しながら2時間で完了。
ベビーベッドを新たに置いたのに、それまで使っていた2倍も部屋が広くなりました。
きっかけを作ってくれた彼女に感謝。
一つの目的を達成するのに
言い訳も、否定も、「できない」も、いらない。
人数が多ければ多いほど大きな力になる。
チームメンバーに感謝しつつ
身を以て体験した整理収納の力でした。