来週から、早い人は今週末から?
ゴールデンウィーク到来。
「散らかった家にいるのが苦痛で、それが嫌で避けるように出かける
帰宅し、散らかったリビングを見て、さらにどっと疲れが出てきた」
先日伺った、クライアントの印象的な言葉である。
疲れを癒すはずの家が、逆に人間を疲れさすとは、、
お出かけも非日常でリフレッシュにいいとは思うが。
もしご予定がないのなら、自宅で片付けを進めてみてはいかがだろう。
リビングダイニングの片付けについて話したい。
帰宅した時に一番目に飛び込んでくるのは平面。
ここでいう平面とは、
ダイニングテーブル、カウンター、チェスト、など。
ほかには床、畳、もある。
その上は最低限のものだけにする。
できれば何もないほうが自由度が高まる。
テーブルに久しぶりにホットプレートが置けるかもしれないし
カウンターに出来立ての料理を置けるかもしれないし、
チェストには子どもの作品を思う存分飾れるかもしれない。
間違っても
“置かない”をキープすることが目的ではない。
暮らしやすくするために片付けるのだ。
片付けというと「捨てる」と思って
片付けの手が動かない人が多くいるが
それだけに限らず。
例えば、テーブルの上の処方薬。
日数が経過している?完治している?効果がないのに持っている?
大体薬にもよるが、1ヶ月と言われている。
経過したものは捨ててもいいだろう。
ご心配なら取っておく。
ここでポイント、他の処方薬や家族のものがあるのならそれも一緒にしておく。
他にも、書類、本、食品、モバイル系、コスメ系など。
本来の食卓、
ダイニングテーブルとして活用したいもの。
片付けに於いて、捨てるだけでうまくいかない人は
往々にして「まとめる」ことをしていない。
まとめることで「ああ、これいらんな」とやっと捨てることができる可能性が広がる。
一つのジャンルをまとめる。
それだけでも散らかった印象を払拭できる。
間違っても
“捨てる”ことを目的にしてはいけない。
なんのためにまとめるのか。
まとめても、捨てられない。
そんな方もいるだろう。
置き場所は決まっているか?
ダイニングテーブルがもろもろの“置き場所”ではあるまい。
本来、どこに置いておくのがベターか?
例えば、爪切り。
ダイニングテーブルの上が「便利だから」って置いていない、、よね?
どうしても此処でないといけない理由はあるだろうか?
夫がテーブルの上・此処でないと機嫌が悪い。それなら置こう。
それ以外に見つからない場合、食べる場所のテーブルに置く必要はない。
ではどこに置こうか?
どこで爪を切る?
ここにヒントがある。
リビングソファー近くで切ることが多かったら
リビング近く収納に置くことがいいだろう。
動作の近くでものを置く場所を決めると、使う時使った後の動線が良い。
つまり、元に戻しやすくなる。
散らかりにくくなる。というわけだ。
間違っても
“便利だから”に流されてはいけない。
全体の流れを把握すると動きやすくなる。
家族がいるからこそ片付けが進む。
日数がある程度あるので集中してできる。
レジャーがてらのリサイクルショップにお出かけにも。
ゴールデンウィークは片付けにピッタリ。
リビングダイニングを
自分を癒す場所であることを願う。