heya-koto

BLOG

2025.09.05暮らしに寄り添う【収納カゴ】の選び方

 

先日、久しぶりに100円ショップに行き

自宅用の収納カゴをひとつ、購入した。

 

ずらっと並んだ陳列棚を前に、あれこれと眺め

手に取り、また戻し。他の商品と比較したり。

 

たった一つの110円のカゴを買うために、5分以上は悩んでいた。

至って大まじめ、である。

 

 

今日は収納カゴの選び方についてお伝えしたい。

 

 

100均はじめ、無印、IKEA、ニトリ、

全てのメーカーが共通する、

考え方やノウハウに沿ったもの。

 

今日購入したカゴも写真で紹介するが、それにとらわれず

ご自宅にあう物を選ぶために、応用していただきたい。

 

 

 

 

1    サイズ感

 

高さ(深さ)

・設置する収納の高さに対してマッチするか(可動するか否かも検討)

 

・入れる物は背が高い物か低い物か

 

・深いものは下に死蔵品が発生する可能性がある。

反対に浅いものは入りきれるか、あふれやすくならないか注意する

 

 

 

・2つ以上並べた時に、余分に空間が余らないか、またカゴが入り切るか

 

・扉付きの収納内に設置する際、扉開閉部分に引っかかり取り出しづらくならないか

 

・入れる物が窮屈にならないか

 

 

 

奥行き

・収納内の奥行きスペースにマッチするか?余る?足りない?

 

・収納内の奥行きをカゴを使って全てまかなう?それともカゴを幾つか分割して使うか

 

・縦にする?横にする?四角い箱をどのように使うか

 

 

などなど。

 

 

 

2   素材とデザイン

 

①利便性だけで選ばない

取っ手付き、キャスター付き、軽い。

メリットはあるが、反対のデメリットも考慮する。

 

 

取っ手があれば高い場所も取り出しやすいが、その分のスペースが無くなる。

キャスターがあれば移動しやすいが、重い物は入れられない。

軽いのは持ち運びに便利だが、場所によっては安定感が失われる。

など。

 

 

②主に誰が使うか?

例えば、リビングに置くおもちゃボックス。

小さい子どもが使いやすいよう、シリコンのように柔らかく角が鋭角でないもの、など。

 

 

使う人にとって負担がない物を選ぶ

 

 

③何処で使うか

キッチンの作業台の上に物が沢山あるから、といって

物の量に合わせて大きなカゴを選ばない。

作業台を広々と使いやすくしたいのなら、サイズと物量を見直し

作業台スペースを確保したいもの。

 

 

 

 

3   目的に応じる

 

さて、最後に一番話したい事。

 

そのカゴを買う目的は?

 

何かに使えそうだから」

これだけは避けたい。

 

目的の無い買い物は、早い段階で、いや、買った時点で

「ゴミ」になる可能性も高いから。

 

 

「100均だし。安いからいいや」も同じ。

物を大切に選んで使おう。

 

 

例え100均であろうとも、

使う場所、使う人、何を入れるか。

を決めてから、買い物していただく事をお勧めする。

 

 

サイズだけ見て収納に合わせても

ご家族やご自分がその収納に「フィット」しなければ、

全く意味がない。

 

100均のカゴだって、乱暴に扱わなければ、フツーに10年はゆうに「持つ」

 

 

そのくらい長い年月、暮らしに寄り添うもの。なのだ。

 

 

さて、欲しい収納カゴのタイプは決まった?