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2025.08.02もたらす【旅】日常と非日常

 

 

あなたにとっての旅の醍醐味は?

 

旅から帰宅。

思い出を回想しながら、この記事を執筆。

 

 

観光名所も、美味いもんも、ホテル旅館も、いいが

何より思い出に残るのは、旅先での出会いだと思う。

 

一瞬一瞬での、ほんの些細な出会いだが

後々になり

「あの時のあの人」胸に残る。

 

 

旅は日常の延長だ

普段からの何気ない行動が、旅先でも

素敵な出会いをもたらしてくれる。

 

 

 

1   コンビニのレジで

 

コンビニだろうが、スーパーだろうが、土産店だろうが、

何処でも良い。

 

買い物をする。

会計をレジで済ませ、店員にお礼を。

 

大抵は「ありがとうございました」と言うもんだが、こちらも「ありがとうございます」と同じトーンで挨拶をする。

 

以前はお釣りをもらう時「すみません」と言っていたが、

「すみません」より「ありがとう」だろう。

 

何も悪い事をしていない。

「すみません」は何となく卑下する様な気がして

なるべく使いたくない。

 

先方もこちらも、本気の「ありがとう」ではなく

社交辞令だっていい。

 

たかが「形式」だろうが

言葉が違うだけで、後味が違う。

 

 

 

 

2   調べる?or聞く?

 

仕事で、街歩きで、観光で。

道や場所に迷う。

 

Googleマップで、目的地と現在地を把握し歩く。

それでも迷う時がある。

 

そんな時、交番が近くにあればラッキーだが、

そう上手く行かない。通りすがりの人や近くの店に入り

道や場所を聞く。

大抵の人はわからなくてもきちんと答えてくれる。

 

それでも迷う時もある。

めげずに何度もトライ。

笑顔で聞くと相手の反応が良い。

 

時間も迫って内心焦りもあるが、

「聞く姿勢」と

例えハズれでも「感謝」はキープしたいと思っている。

 

若い頃とは違うのは

聞く時に、聞きやすそうな人を見る目も養われてきた。

自分も道を聞かれる事もよくあるので、お互いさまの精神でいる。

 

これも一つの出会いだ。

 

 

 

 

3   人に優しく

 

仕事だけでなく、家庭でも、旅先でも。

いつでも自然に振る舞いたい。

 

オンとオフ。晴れとケ。日常と非日常。

メリハリがあるからこその、緊張感やリラックスを楽しむ事を前提に。

 

独身の時、家族旅行でドライブした時の事だ。

タイヤが溝にハマり、動かなくなった。

私達で後ろから車を押したりしたが、動かない。

JAFを呼ぶ?諦めかけたその時、

通りかがった一台の車の中から、

若い男子2人が風のように現れ

何も言わず、私たちの車の後部を押してくれた。

 

彼らのおかげで車体は持ち上がり

車は動き、事なきを得た。

ほんの一瞬の事。

 

お礼にもならないが、

せめてもの感謝の気持ちを、幾らかの紙幣で表すしかなかった。彼らは何度も謙遜し拒んだ。

母が、ギュッと彼らの手に無理矢理ねじ込んだ。

 

かれこれ30年以上も前の話。

あの時の感謝は筆舌に尽くしがたい。

いまだに鮮明に覚えている。

 

きっと彼らは

頭で思うより体が勝手に動いた。

相手が誰かなど関係がない。と言った様子だった、

見返りも求めず。自らの信念だろう。

 

 

自分の人生に影響を与えた

日常であり、非日常の出来事だ。