この春から働き始める、あなたに。
子どもの成長のタイミングで
仕事を復帰する方もいるだろう。
私事だが、専業主婦から
仕事復帰してかれこれ10年超。
色々なモノ、価値観だったり行動など、を手放した。
当時は不安や焦りもあったが、
現在はなんとかズタボロになりながらやっている。
また家庭によってルールや考え方も違うかと思うが
家事に特化した「手放した事」「増やした事」
できるだけ共通した視点からお伝えできればと思う。
食材宅配サービスは働くママ(パパ)の味方か?
忙しいからと、いう理由で
買い物に行く手間や時間を惜しんで
食材宅配サービスを毎週利用。
自宅まで届けてくれるし、時短になる。
と、思っていた。
専業主婦時代から利用していて、
当然のように必要だと思い込んでいたが
働き始めた頃、疲れた頭で
一週間の食材と、その食材を使ってある程度の献立まで考えることが苦痛になってきた。
週一で注文する事が負担になったのだ。
何年も利用していた食材宅配サービスを
思い切ってやめた。
現在では一週間のまとめ買い、ほぼ毎日の少量買いで
暮らしている。
忙しくても、少し帰宅が遅くなっても
スーパーに行って(または牛丼屋)刺身や惣菜で「調理しない」食卓だ。
案外、子ども達の反応が良い。
「美味しい」
母の負担も軽減され、家族が平和になる。
手作り至上主義を手放した。
忙しいのは母(父)だけではない。
子どもだって、新学期で環境が変わり
新しい先生や友人関係、勉強など落ち着かないだろう。
それは理解するところではあるが
家の中もゆっくりでいいので、小さな変化を。
子どもが留守番をしているのなら
・洗濯物を取り込む(畳まなくて良い)
・ご飯を炊飯器で炊く
・自分が食べた昼ご飯後の食器は洗う
くらいの事は、小学生3.4年からやってもらっている。
暗くなってからの洗濯取り込み、
帰ってから炊くご飯
疲れて帰宅し目に映るシンクの中の食器の山
を、見ること、やる事が無くて済むのだ。
完全なる「親都合」だか、
自分がイライラして理不尽に子どもに当たり散らす一歩手前で予防線を張りたい。
まずは少し、出来そうな事だけを頼む。
出来たら「〇〇ちゃんがやってくれて助かったぁ〜‼︎」
と、嘘くさくても大げさに喜ぶ。次に繋げるためだ。
時短でできる。
簡単にできる。
無駄を無くす。
家事を日々営んで、かつ仕事をしている私たち。
当然、家事の効率化を求めたくなる。
無駄を省いて、どうなった?
もしや
家族を置き去りにしていないだろうか。
「効率」言う大義名分で
勝手に家族の物を捨ててはいないだろうか?
片付けのプロとして
家族の物を勝手に捨てた後の
家族間トラブルは、嫌ってほど、見てきたからだ。
自分がラクしたいから。
「効率」には、
良くも悪くも自分中心的な意味が含まれている。
だがそれは家族一人一人に寄り添ったものかどうかは、別物だ。
ママが笑顔。
家庭内ではこれが一番ではある。
が、ともすると「何でも思い通りになってしまう」怖さがある。
家事ができる人間ほど、その傾向が強い。
効率だけを追求してしまうと、家族の気持ちを置き去りにしてしまう事が多々ある。
さすがに私は片付けのプロなので、
家族の物は捨てないが、
こちらのペースに巻き込んでしまい
家族の心を置き去りにしてしまう事はある。
それは家族からの指摘で「ハッ」として気づく。
、
そんな時は
家族や周りにフォローしてもらう。
やめるだけでなく、増やすことも、家事には大事だ。