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2026.01.0850代【親子関係】の岐路に立つ

 

 

先日、

ある70代の女性とランチをした。

「若いって良いわね」「何でもできる」「これからよ」

とお言葉をいただいた。

 

 

その方だけではなく

他にもクライアントや知り合いの

年配の方(女性)との交流では、同じような言葉をいただく。

 

 

現在52歳。

世間から見たら立派な「おばさん」だ。

 

どちらかと言うと、

「おばさん」は受け入れ難くもあり

見た目や行動全ての衰えから、自分の努力だけではどうする事も出来ず、思わずため息が出そう。

 

しかし。

70、80代のシニアから見たらまだまだ「青い」そうだ。

 

 

 

 

1 家庭でのポジション

 

50代の私たち。

 

一般的に、

子育てもひと段落、巣立ちがあり、

同時期あたりに親の介護がはじまる。

そして、家族の事だけではない。

更年期症状になる方もおられるだろう。

 

仕事や地域のコミュニティでは

キャリアを積んで、社会的には認められる存在。

こと家庭内では、結構「バタバタ」かもしれない。

 

 

家族と自分を見直すきっかけが増える時期でもある。

 

 

 

 

2  認知症の母との会話

 

自身の事で恐縮だが

毎月実家に帰り、年老いた父と母に会う。

 

78歳の母は認知症が少し入っており、

さっき言った事を初めて話すように

何度も同じセリフのように繰り返す事もよくある。

 

 

介護のプロから聞いた話だと

「それさっきも言ったよ」

と言ってはいけないそうだが、つい言いたくなってしまう。

 

 

怒る事は一切なく

思わず笑ってしまうのだ。

まるでコントのように思える。

 

 

「それさっきも言ったよ」笑いながら話す。

言葉にしてみれば、やってはいけない事なんだろうが

そこには、母を全面的に許した私がいる。

 

 

自分が思春期の頃は母との激しい親子喧嘩もあったり、

認知症が発症するまで、母に対し許せない事も数多くあったが、

今は全てどうでも良い事だ。

 

 

 

 

3  子育てを繰り返す

 

4人の子育てで得たことの一つに

「頑張れば頑張るほどお互いが苦しくなる」

事がある。

 

1人目、2人目の子育てと

3人目、4人目の子育ては、天と地ほど違う。

 

心配が過ぎてガミガミしかる子育ても

3人目から「バカバカ」しくなる。

怒っても母が疲れるだけ。

 

下の子に行くほど、育児が楽になるのはこのためだ。

 

 

上の2人には申し訳なく

下の子たちの教育に「ずるい」と言われっぱなしだが

少し俯瞰して子育てをしても良いかも知れない。

 

 

と、同時に母を想う。

「まるで子どものようだな」と。

 

憂いても、笑っても結果は同じ。

だったら笑って過ごしたいもの。

 

 

実家でお世話になっている

介護のプロ、近所の方にもお会いしたが

母は母なりに、コミュニティの中で生きている。

 

娘とは言え、足を突っ込まなくて良い事だらけだ。

少し離れて見守り、必要な時に手を差し出す。

この距離感が大切。と思っている。

 

 

家族は共同体でありながら、個々の自立した人間の集まりだ。

 

 

 

50代。

色々思い巡らし、苦しい時期でもあるが

「まだまだこれから」なのだ。

 

お互いにがんばろう。