関東では
昨夜あたりから本格的な冬到来。
これまで朝晩と日中の寒暖差があったので
アウターや小物選びに少々難航していた。
毎年シーズン初めになると
「あれ?去年何着ていたっけ?」と記憶が飛んでしまうのは私だけ?だろうか。
昨日まで来ていたショートコートをクローゼットに戻し、
その代わり、今朝は毎年の定番、ダッフルコートを出した。
いよいよ寒くなる時に着ている。
もうかれこれ5年以上このスタイルだ。
ダッフルコートを着ていると
なんだか心地悪い。バランスが悪いのだ。
単に歳をとってオバハンが学生のような格好をしているのが悪いのだが、
それだけでは無い。
帽子やマフラーも一緒にセットするのが冬のスタイル、だ。
単にコートを着ているだけだとこうなる
⬇︎
ベレー帽(中にスカーフ)追加
だいぶイメージがわかったのがお分かりだろうか。
帽子をかぶっていない上の写真は、首から上と下のバランスが取れない。
特に51歳の私にはダッフルコートは
歳をとるごとになんとなく「素」のまま着られなくなってきたのを感じる。
そのため、小物を足し算する。
帽子って似合わない、って思い込んでいないだろうか?
そんなことはない。
もちろん似合わない帽子とコートの合わせもあるだろうが
色々鏡の前で試してみるといい。
昔テレビのファッションチェックで
先日他界されたピーコが
「鏡の前に立って(ご自分の姿をちゃんと見て)」と言っていたのを思い出した。
これまでかぶらなかった帽子を色々試してみる価値はある。
現に今回写真を撮りまくってわかったが
「案外このコートとこの帽子、合うじゃない」と言う発見をいくつかした。
コート、帽子をかぶっていない状態
h155㎝ w50kg 51歳
こちらに『味付け』をしていく。
⬇︎
黒ベレー+ショートコート
黒ベレー+ウエストベルトのウールコート
黒ベレー+ダッフルコート
ニット帽+ダッフルコート
グレーベレー帽+ショートコート
体はコートやマフラーなどでボリュームがあるのに対し
頭は寂しくなる。
しかも50歳からは特に髪の毛のボリューム感が減るので
バランスを取るために、帽子がおすすめなのだ。
頭が寂しくなる、とお伝えしたが
見た目だけでなく
体温調節のためにも帽子は役に立つ。
日常的に被る方はお分かりだろうが
本当に『暖かい』
しかも室内でかぶっていても違和感あまりない。
対し、夏の日除け目的の帽子は「つば」があることが多く
室内で脱帽するのがマナー。
これが汗でべちょっとなった髪の毛、帽子を取ったヘアスタイルの崩れと相まり、
帽子を被るシーンを選ばないと、自分にがっかりすることになる。
夏の帽子選びはシーンをかなり選ぶのだ。
これが冬の帽子となると一気にそのシーンが幅広くなる。
「つば」がない、ニット帽、ベレー帽なら室内でもたいていの場所は問題ない。
外から室内に変わっても「頭の状態」は変わらず。違和感なし。
インナーダウンやヒートテック重ね着、もいいのだが
帽子は温度調節にもってこい。
ぜひ、クローゼットの中を見直してみて。
アイテム数でおしゃれかどうかが決まるのではない。
いかに今あるアイテムで『使い倒す』こと
“おしゃれの筋力”がつく近道だと思うのだ。