昨日スーパーで
次男の時代のママ友(知人)にバッタリ会った。
「先日の成人式お疲れ様でした!
式の後、〇〇ホテルで学年の同窓会あって担任のO先生も来ていたって」
え?初めて聞いた。
続けて
「ほら、写真もあるよ」
スマホの画面からも伝わる、
楽しそうな
相手のお嬢さんと息子のツーショット、
O先生を囲んだクラスの集合写真を見せてもらった。
初めて聞いた旨を伝えると
「(笑)男子だものね〜」
「(娘と次男)繋がっているはずだから写真もらえると思うよ」
と言ってさよならした。
ったく、男子ってやつは。
なんとなく他のお母さんから「同窓会あるらしいよ」って聞いてはいたけれど。
4人の子供を21年間育て進行中、
ママ友の存在をありがたく思っている。
しかし
若いママのクライアントとの会話の中に「ママ友」の相談は結構多い。
・子ども同士が仲良いがママ同士はウマが合わず仲良くしたくない。
・ママ友がこちらのプライベートを色々詮索してきてうっとおしい。
・ボスママがいてグループ内にいて自分は離れたいと思っている。
などなど。
結論から言わせてもらうと
ママ友に限らず友達って「作るもの」ではなく「できるもの」
そして次第に
「離れていく関係」もあるが「付き合う関係」もある。
前途したママ友だって、かれこれ15年前から知っているが
SNSは繋がっていないし、ばったり外で会えば挨拶をする程度、だ。
彼女のプライベート、仕事など全く知らない。知っているのは名前だけだ。
けれど、こんな大事な情報も与えてくれる。
現在はこんな付き合いがほとんどだ。
今日はママ友の付き合い方について話そうと思う。
多ければいい、というものではない。
長男次男の幼稚園時代は私が「頑張って」ママ友を「作ろうと」していた。
その甲斐あってクラスのママとは全員話した。
けれど三男、長女は保育園になり、ママ友を作るどころではなくなった。
暮らしが、自分が、状況が変わった。そう、変わるのだ。
現在のママ友は、飲みに行く関係も含め、3人ほど。
子供はもう関係ない。ママ友から友人に変わった。
わざわざ予定を作って会う相手はそういない。
ほとんどが道やスーパーでばったり、だ。
その際、話は近況報告などでサクッと終わらせる。
せいぜい3分もあれば充分だ。長話する関係ではない。
顔見知り程度の関係は挨拶だけでいい。その時間、たった3秒だ。
ママ友という関係、にこだわっていないだろうか?
ママ友以外にも
先輩ママ(パパ)だっている。
近所の歳の離れたおばさんおじさん、マンション管理人さん、公民館の人、
病院の受付の人、看護師さん、先生、保健師さん、習い事のコーチ、など。
実際私が子育てをしていた中で、助けてくれた人たちだ。
今でも会う機会があれば、子どもの昔の話をする時だってある。
年も離れているし、話なんて合わなそう?
そんなことはない。
むしろ違った視点から子育てを語ってくれる大事な存在だ。
子どもは子どもの世界がある。
同じく
大人は大人の世界がある。
子どもに依存することなく
大人として一人の人間としての付き合いがあってもいいと思う。
おまけ
さて冒頭で登場した、成人した次男。
式典後、しばらくして携帯の電話が鳴り、何かと思ったら
次男の忘れ物を届けて欲しい。と。
ったく。
そこで見たのは
中学時代の友人たちと楽しそうに青春しているではないか。
私にとっても懐かしい、面々。
思わず顔がほころぶ。
やっとここらで、
私も子育てを肯定する時期が来た。