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2025.11.01進路【受験生の親】として何をする?

 

 

高校2年生の三男。

 

今日は授業参観日。

その後、外部の予備校責任者による、保護者向け進路講演会を受講した。

 

 

大学入試。

保護者たちの熱量もさることながら、

講師から保護者へのメッセージが刺さる。

刺さったまま、この場を借りてメモしておく。

 

 

 

 

1 意見の食い違い

 

親子関係の中で

受験にまつわる、一番のトラブルは

 

親子の進路希望に食い違いがある」と言うことを聞いた。

 

これは昨年参加した講演会でも聞いたし、

子供が3人卒業した過去の中学の進路説明会でも、全く同じように先生が言っていた。

 

もう何十回聞いているので、耳タコになっている。

そのくらい、あるそうだ。

 

面談の際に、先生を前に親子で“修羅場”になるとも。

うそだろ?と思ったが、本当らしい。

一体、何のための面談なのだ?!

 

 

 

 

2 受験するのは子供

 

・・・・・

 

Q  受験生(子供)が親に希望することは?

1位「いつも通り

2位「暖かい応援・見守り

3位「生活・精神面のサポート

 

 

Q  受験生が親にやめてほしいことは?

1位「特になし

2位「勉強面での意見・説教

3位「口出し

 

・・(某予備校資料より引用)・・・・

 

 

模試の結果も、いつもこうだ。

「どうだった?」と母(父)

「わかんないよ。そんなこと」三男。

「え?手応えとか、あるじゃん」食い下がる。

「・・・・・」三男、無視。無言。スルー。

「うっせーなぁ」と言われることもある。

挙げ句の果てには、模試の結果をこちらに見せない。

 

ああ、我ながらしつこいな。これがダメだって言ってるのだ。

まるで“親のセリフ”のように、いつも聞いてしまう。

 

 

特に受験生だからって過剰に反応しなくていいが

進路に関しては口出しをするな。が基本、だろう。

 

また25年前と現在の家庭での進路のあり方が

「誰にも頼らず自分(受験生)で決める進路」から「親と相談しながら進路を決める」に移行している

そうだ。

 

 

相談と口出しは違う。

相談は本人からの話が持ちかけられて、やっと成立するのだ。

 

 

 

 

3 親からの相談

 

受験生の大多数の悩みなるものをご紹介したが

少数派の意見にも目を向けたい。

 

どこまで受けていいのか。何校受けるべきなのか。的確に教えてほしい

リアルに受験への“投資”にも思慮する受験生の声がある。

 

親の懐具合を心配して、ストレートに口に出せない受験生。

この案件は、親から持ちかける「相談」だ。

 

転ばぬ先の杖、として本心は何校も受けたいが、受験料がかかる。

 

受験料はいくらまで出せるのか?何校受けられるのか?

共通テスト利用をして会場に行かないで済ませるのか?

同じ大学の複数学科受験で受験料が軽減される場合だってある。

 

電卓を弾かないとわからない。

 

また大学生になったら、親元を離れて生活するのか?自宅から通うのか?

自宅から通う場合、どこまでだったら通学できそうか?

 

仮に志望校に落ちたら

浪人はするのか?それともランクを下げてでも大学生になるのか?

 

 

なんなら、来年の受験スケジュールも調べ、

再来年のためにスケジュールを仮に立ててみる。など。

何ヶ月か前に、実際に本人と一緒に夫が相談している。

ちなみに夫は若い頃2浪で苦労した、受験マニア、だ。

 

 

 

これなら入れる」と思う大学では、ダメだ。

「心から入りたい」と思う大学に入ってほしい。

 

これだけを願ってやまない。

 

 

そのために、親も頑張る、のだ。