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2025.03.15趣味じゃない【実家の食器】は重すぎる

 

 

クライアント宅でもよく見る、

「実家で使っていた食器」

 

 

一人暮らしや結婚して、食器を買う余裕がない時に

実家から余った食器を持ち帰り、使っている。

 

そして月日は過ぎ、食器を買う余裕ができたとしてもなお、

いつしか日常の食器として使っている。

 

 

キッチンの片付けでクライアントから

このお皿は実家から貰ったものだなんだけれど、

案外使いこなせなくてね〜」と言った声もよく聞く。

 

 

ずーと、ずーーっと。

実家の食器、使っていない?持っていない?

 

 

「実家の食器を使い続けて何が悪い?」

という声が聞こえてきそうだ。

 

悪くはない。

けれど、

食器が持つ、3つの負担があることを知ってほしい。

 

 

 

1 実家が脳裏にチラつく

 

日常的な物の代表的なもの。食器。

 

まさに自分がそうだったのだが、

実家からいくつかのサイズや形の食器をもらって使っていた。

当然実家にいた頃も使っていた物だ。

 

夫婦二人暮らしの若い頃は良かった。

経済的にも、食事などの家事をこなす余裕もなかったからだ。

とりあえず揃っていればいい、というレベルだ。

 

結婚後、子供が産まれ、自分たちの暮らしの確立ができる。

 

ふと実家の食器を手に取り

これ、全然私の趣味じゃない

 

使っているうちは気が付かなかったが

自分たちの食器を買い足したりして食器棚の中が

自分たちの物が増えた時に、実家の食器が急に負担になった。

実家が「チラつく」のだ。

 

 

 

2 なぜ捨てられないのか?

 

実家のものだけでなく食器全般に言えることだが

食器というのは誰しも捨て難いもの、なのだ。

 

理由は3つある。

ヒビや欠け、割れていない

・使おうと思えば使える

・捨て方にハードルがある

 

 

割れていなければ、まだ(使おうと思えば)使える。

でも趣味でないから使いたくない。

というのが実状だ。

 

またクライアント宅でもよく悩まれているのが

食器の捨て方。

 

基本的に【不燃ゴミ】で指定のゴミ袋に入れて処分可能

割れていたら、新聞紙などの紙に包んでガムテープなどで包む。

ゴミ回収の方も包んでいれば「危険物」とわかるだろう。

けれど、心配という方も多い。

 

大量にある食器の場合も、重くはなるがそのまま重ねて袋に入れて問題ない。

大丈夫、回収してくれる。

 

問題は、

使いたくない食器を置いておく必要があるのか?

ということだ。

 

 

 

 

3 「違和感」という暮らしの確立

 

間違っても

実家の物を捨てる行為は、実家との決別ではない。

 

もし「実家の食器」が負担に思う瞬間があったとしたら

それは、自分たちの暮らしが確立された証拠だ。

 

その違和感、大事にしてほしい。

 

捨てても問題はない。

実家に断る必要も全くない。

自分たちで決めていいのだ。

 

 

春から実家を離れる長男に

「使っていた食器を持っていく?」と聞いたら

即座に「いらない」と断られた。

「え?!全部?」

「うん、全部いらない」

 

つい不憫に感じてしまうのは、どこの母親もそうだろう。

余計なことばかり考えてしまう。

 

今は100円ショップでいくらでも食器はあるし、

パンのシールで集める食器もいいだろう。

 

安かろう悪かろうでも

自分でひとつづつ、吟味や失敗するなりして

選び取る力を身につけてほしいと願う。

 

 

実家の食器がいつまでも目に入る食器棚にはして欲しくない。

片付けの仕事をしているからこそ、そう思うのだ。