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2025.10.28貼るだけで安心?【ラベリング】の最適解

 

 

 

中身がわかるようにラベリングしますか?」

 

 

 

片付けに伺うクライアント宅にて

整理収納の作業が終わった際に聞く。

 

「やらないで良いわ」

「お願いします」

 

二通りの答えが返ってくる。

 

 

ラベリング、

収納にラベルを貼ること

 

どんな収納にラベルを貼る?

また

ラベリングすることで得られるメリットは?

 

 

 

 

 

1   慣れない収納

 

片付けの現場では

一旦作った収納。によく使う。

 

片付けで物が移動し、定位置が変更になった場合、

慣れない置き場で「あれ?どこ行った?」を防ぎ

物の居場所を明らかにするため。

 

 

 

ましてや家族がいるご家庭は特に

物の場所を家族共有するために。

 

一旦作った収納だが

ラベリングをしても「定着しない」場合もある。

「何だかしっくりいかない」

再度見直しが必要になる。

 

それを見越して“きちんとラベル”を作り込まない。

慣れる場所を作るためにラベリングがある。

 

 

 

 

2   中身がわからない収納

 

ご自宅にある、

引き出し、扉、箱、の中。

開けないで一発で中身を言い当てられるだろうか?

 

「あれ?何が入っていたんだっけ?」

中身が思い出せない。

そんな事はないだろうか。

 

片付けあるある、なのでご心配無く。

 

こんな場合にラベリングが威力を発揮する。

 

 

そのために

中身を精査し、何が入っているか明らかにする。

「お父さんの衣類」

「晩酌のための酒類」

「子供の幼稚園時代の思い出」など。

 

ただ貼って終わりではない。

 

 

そこに、お父さんの衣類があるから

お母さんのセールで買ったワンピースは入れらないし、

いただいた子ども服お下がりも入れられないし、

お父さんもその引き出しに衣類があると初めて分かったり。

 

ラベリングは「存在意義」を明らかにする。

 

 

 

 

3   頻度の低い収納

 

自分を信じることは良いことだが、

それは時に「過信」になる時がある。

 

2でもお伝えしたが、

中身が思い出せない収納はある。

 

これは使用頻度が低い物に多く見られる

 

扉が閉まっていても、その中にある物が酒類とわかる

なぜなら

毎日〜週1くらいで使う、使用頻度が高い物だから。

 

 

 

あまり触れない物は記憶から離れていく。

 

頻度が低いもの。

 

例えば、

使わないが取って置きたい。

レコード、コーヒーミル、旅行の思い出オブジェシリーズ。

引き出しや扉付き棚やバンガーズボックスに。

 

忘れる訳がないかも知れないが、

住所に表札があるように、収納にもラベリングを。

 

 

 

人が住む住所が決まってあるように

モノにも収納という帰る場所がある

 

 

日常の慌ただしさから

自分の“立ち返る場所”を再発見することだってある。

 

 

ラベリングを貼るために

必要なもの

ラベルライター(電気店などで購入可能)

 

手書きシール(100均、文具店で購入可能)

 

荷札(100均などで購入可能)

 

 

 

貼る位置は

カゴ →一番メジャーでわかりやすい

棚板 →カゴに貼れない、カゴが無い場合

扉や引き出し前面→収納の中身が多いなど

 

 

ラベリングは多少の手間がかかるたため

ぜひご自身にあった方法で

必要な収納に必要なラベリングをしていただけると幸いだ。