後回し体質、と言う言葉を、ご存知でしょうか?
「やらなきゃ」と頭ではわかっていても、
ついつい後回しにしてしまう。
誰しも「やる気のない」時はあります。
家事も然り。
片付けのご相談を受ける際によく聞くワード
「やらなきゃと思っているのだけれど。。。(できない)」
掘り下げてお話を伺うと、
家事や片付けのハードルをご自身で上げている、ことが往々にしてあります。
床にテーブルにカウンターも、ものが何一つない状態。
自分ができないのを端に置いて、子供に「片付けて」と言う。
シンクの中はピカピカ、玄関三和土には人数分の靴が揃えてある、ソファーの上には洗濯物がない状態。にしたい!など。
状況によってその時その時でできることが違います。
それこそ後回しにして、子供が風呂に入っている時にやってもいい家事もあります。
今回は買い物後に、すぐにできそうな、どなたでもできる家事、
先回りする家事について5つ、ご紹介します。
【1 庫内の存在感の薄い、海苔をカットする】
我が家では焼き海苔をお弁当やおにぎりに使います。
そのままのサイズで使うことは、ほとんどなく
(海苔巻きは作らない)(手巻き寿司の時は4等分にカットにする)ので
保存用の瓶(チャーミークリアー/セラーメイト)←これ、使いやすいです!
に海苔をカット8等分にカットした海苔を入れます。
海苔の大きめパックって冷蔵庫で迷子になりません?
一番上段に存在感が薄くひっそりといる?!海苔。
使うために立てて存在感を引きたせましょう。
【2 箱で少なくなるのはもうやめる、アイス】
アイスって商品の箱ごと入れていませんか?
銘柄がわかるように箱ごと入れてもいいのでしょうが
「最後の一本だった!」少ないことに、気づくことも遅くなったりして。
また、取り出しやすさを追求すれば、
箱から出して、冷凍庫にイン。
取り出しやすさ、だけではありません。
箱のとっていた、スペースも減らせるので、
冷凍庫を有効活用できます。
【3 調理のスピードを妨げない、マヨ&ケチャ】
マヨネーズ和えやオムライスなどの調理に、
頻度高めのマヨネーズ&ケチャップ。
スーパーから買って来た後、どうするか?
外袋を外し、蓋をとり、内側のシールを外して
冷蔵庫ドアポケットに。
使っているものは手前、スタンバイするものは後ろに配置。
調理はスピード命です。
これでスムーズに調理できます。
【4 味噌は調味料グループにすればわかりやすい】
味噌も冷蔵庫直接入れていませんか?
味噌は存在感があるので、庫内で探すこともないでしょう。
我が家では、
購入後、内側のフイルムを剥がし
冷蔵庫の「調味料グループ」に入れています。
味噌自体に高さと存在感があるので奥に配置して
トレーは何でもいいですが、こちらは10年ほど前に購入した無印良品の調理用パット。
冷蔵庫を開けた時に、一発でどこにあるか分かりやすく。
置き場所も決めています。
【5 マーガリンは山盛りにしても蓋を閉める】
マーガリンは中身が少ない時
新しいものを買ったタイミングで
山盛り、ですが、これでいい。これがいい。
トーストに塗る時、調理で使う時、我が家の使う頻度は高いのです。
あっという間に無くなります。
いつでもスタンバイしておくと次に使う時に気持ちがいい。
これらは、いわゆる「名もなき家事」なんでしょうが、
そんなこと「誰がやるか」なんてどうだっていいと思う。
いつかは「必ず」やること、です。
いつかを「今」に。
誰かを「自分のため」にやる。
先にやっておけば、自分が「助かる」から。