先日
三男(高2)の志望している大学のオープンキャンパスに
夫婦で出向いた。
三男が行きたがらないオープンキャンパスの記事
その続編。
当の本人は行きたがらず、
結局当日まで誘ったが行かなかった。
まあ、それでもいい。来年もある。
オープンキャンパスは
以前に2人の兄たちも、他の大学に親が同伴での経験があるので
学校ごとの校風や特徴などが比較でき興味深かった。
やっぱりこれでしょ!
一番の目当て。
志望する学科の『学生座談会』があり、参加した。
ほぼ満席で受験生と保護者の関心の高さを物語っていた。
在校生のリアルな日常を垣間見る事ができる。
4名の学生が登壇していた。
質問に対してハキハキとしたソツのない受け応えに
ただ、驚かされる。
学科のカリキュラムの紹介、サークル活動、自身の受験の経験談、ゼミ、就職、将来の目標、他にも、
大学のおすすめスポット、購買部の美味しいもの、
など、など。
大学生活全般を幅広く聞く事ができた。
見るからに、優秀な選ばれし学生だろう。
例え「よそいき」のイベントであっても
私たちに、文字通り夢や希望を与えてくれた。
何より聞いていて楽しかった。
キャンパス。なんていい響きなのだろう。
(あれ?これ前回も言ったかしら?)
暑い日だったが、
夫と2人でキャンパス内をぐるぐる歩き回った。
見渡せば、それぞれ
1人で、友人同士で、親子で、参加している。
緊張した面持ち。楽しげな笑顔。思い思いの表情だ。
学食の開店ギリギリに間に合った。
夫はカレーを、私は冷うどんを食べた。
充分過ぎるほど、おじさんおばさん、の私たちだが、
気分だけは学生に戻ったよう。
三男の志望する学科のパンフレットをもらいに
方々歩き、在校生とも少しだけ挨拶がわりの会話する。
たった一瞬のひとコマ、
学生も様々だが
学校のイメージを掴むのに、
肌で感じる、と言うのだろうか。
やはりこう言うコミニュケーションは大事にしたい。
って私が受験する訳ではないけどね。
帰宅し、三男に早速報告した。
本人は、行きたがらなかった割には
興味シンシンの様子。
「どうだった?」(行けよ)
「雰囲気は?」(だからぁ、行って感じろよ)
母として思う事は沢山あるが、
三男は、学校・各学科のパンフレットに、無言で隅々まで目を通し
しばらくして
再来年に向けての受験の対策や戦略を夫と2人で練っていた。
三男だからか、
兄たちよりはるかに放任で育てている。
行きたくないなら「あ、そう」と無理強いしない。
それでも、夫と私は三男に
「来年は行けよ〜」「友達と行ったら?」
とさりげなく?誘っている。
だって
メリットしかないもの。
これまで、長男次男の時代には
どことなく親がイニシアチブを握って参加していた、
大学のオープンキャンパス巡り。
当時の高校生だった兄たちは親の言うことをすんなり聞いていた。
きっと親と一緒に来ている子は素直なんだな。今更ながら感心した。
結果オーライと行こうではないか。
子どもそれぞれ。
受験もそれぞれ。
生き方もそれぞれ。
なのだ。