
「痩せたら着る」服、ご自宅にある?
痩せたら着る。
この宣言をしてどのくらいの時間が経っただろうか?
もし、1年以上経っているのなら、
近所のお直し/リペアショップに持ち込むことをお勧めする。

なぜなら
服に体を合わせる、のではなく
「体に合わせた服」を選んだ方が、あなたも服も幸せだからだ。
箪笥やクローゼットの中に「眠っている」服。
これらは大きく二通りに分けられる。

一つは冒頭でも申し上げたように「いつか着る」服。
もう一つは、
持っていることさえ「忘れてしまっている」服。
忘れてしまっている服は、もう一回収納の中を見直して、
眠った子(服)を起こして活動させていただきたい。
そして、いつか着ると決めている服。
いつかはいつ?
いつか、と決めなくても流行は移り行き、
いつしか、仮に着られても着たくない服に変わる。だろう。
旬は熟れた果物のように時期を逃すと、腐る。
腐ったものを誰が食べるものか。気持ちも離れる。
またリバイバルの波は違った形でやってくる?そんなことはほぼ無い、と言えるだろう。
そのもの自体が、気恥ずかしいものになる、と経験上お伝えできる。
ネットで購入したスカート。
試着して購入するのが一番スムーズなのだろうが
今回試着なしで購入したので、サイズの違和感は買う前から覚悟していた。

もしサイズが合わなければ交換もできる。が
サイズをあげると
スカート丈、ヒップのフィット感、が損なわれそうな気がしたので、
あえて通常よりも下のサイズで購入した。
スカートを履いてみた。
丈、ヒップ周りは下調べ通り、問題ない。
やはり
問題は、ウエストだ。
案の定、ファスナーが閉まらない。

産後10キロ増えた体重をキープしつつ、
特にウエストに至っては、ここ最近は
止まらない食欲とともに、右肩上がりに伸び続けている。

買う前からウエストが入らないだろうと、当然わかっている。
お直しする前提で購入したのだ。
そして、痩せてウエストを絞ることは、1ミリも考えていない。
お直しに持って行った。
ウエストを広げてもらうために。
自分では到底できないことは「サービス」という価値を使う。
素材がレースで生地が二重になっており
ただでさえ扱いにくい生地のうえ、「広げる」テクニックもない。
しかも下の方にタックがあり、難易度が高め、、というより全くお手上げ状態、だ。
お直し店のスタッフは手際良く受付をし
「2週間ほどいただきます」
お直し代は5000円ほど、だった。
5000円あれば、セールで買えるスカートもありそうだが。
一枚のその場で気持ちが上がったスカートを買うよりも
悩み抜いたスカートを使い倒したい。なんならあと5年は着たい。

出来上がったスカートを見て、「さすが!」と感激した。
ちっとも“苦労の色”が見えないのが素晴らしい。
涼しげな顔で直っている。
痩せよう、なんて考えない。
体にスカートを寄せる。
スカートを変えていくのだ。

そうすれば、
私も気に入ったスカートを長く着るだろうし、
スカートも“着てくれる”本望を果たすはずだ。
物も人も、
お互いが幸せになる。