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2024.12.25玄関は家の顔【傘の処分基準】7選

 

クライアント宅での玄関の整理収納サービスで

靴やシューケア用品などの整理収納の他に

頼まれてもいなくても、必ずやることがある。

 

 

それは、

開いた傘を閉じる。

 

 

え?こんなこと?

とお思いの方も多いだろう。

 

 

たったこれだけで

玄関の印象が爆あがり、すること間違いない。

きちんとした、整然とした玄関になるのだ。

 

 

 

捨てられない、という方はまずはやってみる価値、あり。

 

 

そしてさらに

傘を触るタイミングで

いっそのこと

「捨てられそうな傘」が実はいくつかあるので

処分も検討いただきたい。

 

 

傘の処分方法は各自治体で異なるが

基本的には

不燃ゴミ」。

指定の袋にはみ出しても入れる、何本か紐で縛って出す、など方法がルールが違う。

地域のHPに、ごみ分別表(リスト)が必ず掲載しているので、ご確認を。

傘自体長さがあるので、粗大ゴミと混同する方がいるが粗大ゴミではない。

 

 

今日は処分基準の傘についてお伝えしていこうと思う。

 

 

 

1 留め具が外れている

 

傘をまとめるためのネーム(ひも)に付いている留め具。

 

留め具がなくなったり、留めにくくなっていないだろうか?

毎回のストレス、となるならば処分を。

 

 

 

2 穴が開いている

 

傘自体の目的を果たさない。

それ以外に

傘自体のポテンシャルも奪う。

 

 

 

3 骨が折れている

 

言語道断?!

使い物にならない。

危険なので捨てよう。

 

 

 

4 生地が黒ずんでいる

 

特に傘の先端部分に注目。

傘の先端部分の硬い部分(石突き)の一番近い場所

生地のてっぺん(天紙)が黒くなっていない?

この部分は水が溜まりやすく

カビが原因で黒くなる。

 

 

 

5 ハンドルがベタついている

 

古い傘でハンドル(取っ手)部分が握った時にベタついた傘がある。

おそらくハンドルの成分にある樹脂が

経年劣化により溶け出したものと見られる。

傘本体は問題なくても使い勝手がとにかく悪い。

 

 

 

6 中棒が錆びている

 

中棒/なかぼう、特に金属でできているもの。

錆びていることがないだろうか?

開閉の際にスムーズに使えない。

 

 

 

7 こんなビニール傘は嫌だ

 

・ビニールがくっつき開きづらい

・透明生地が濁っている

・外出先で自分の傘がどこにあるのかわからない

 

 

上二つは処分対象でもいいが

最後のあるあるの「自分の傘がどれかわからない」

そもそも傘なんて、消耗品と思っているフシがあるので

無くしてもいいや。くらいに思って使っていないだろうか?

 

そう思う気持ちが

家の中の傘をどんどん増やすのだ。

だから玄関が散らかった印象になるのだ。

 

 

ビニール傘でも「自分の持ち物」として使うのであれば

マスキングテープを貼ったり、

髪ゴムをつけたり、

キャラクターの傘専用マスコット、などを

「目印」とするのもいい。

 

 

大昔20年ほど前、

フランスでは壊れた傘を修理に出す、

という話を聞いたことがある。

消費大国日本では

そんな価値観など通用するわけがないのだろうが

 

傘を自分の持ち物として、できるだけ長く愛用する。

 

そんな文化が芽生えればいいなと個人的に思っている。

 

 

 

最後に

愛用の傘を長く使うためのコツをお伝えする。

 

・濡れた傘は開いて乾かし、閉じて傘立てにスタンバイしておく。

・一人一本、お気に入りの傘を持つ。

・使っている際の「違和感」に気づける自分でいる。