クラアント宅に伺うと
片付けていないことを詫びたり
他人と比べて落ち込んだり、
片付けができない自己否定したり。
片付けのできない私、を責めている。
片付けできないことは、そんなに悪いこと、だろうか?
私はそうは思わない。
周知の事実だが
人には得意・不得意がある。
たまたま不得意が片付けだった、と言うだけ。
かく言う私も
片付け以外は何にもできないポンコツだ。
だから「できない気持ち」や「自責」は痛いほどよくわかる。
だからと言って、
日々自分を責めても余計に落ち込むだけだ。
年が開け、新たな自分のステージを上げるために
片付けられない人への3つのメッセージを贈りたいと思う。
床に散乱したおもちゃ、テーブルの家族の処方薬、洗面台の幾つものボトル。
あなたは「忘れっぽくて」って言うかもしれないけれど
私にとっては「おおらか」と受け取る。
クヨクヨと落ち込んだりする時もあるだろうが
あなたは概ね、小さなことにこだわらない。
カラッと明るく広い心の持ち主。
そんな性格じゃ無いだろうか。
そんなあなたの存在に
家族がホッとしている事が必ずある。
片付けより
子育てや家族のために一生懸命、なのだ。
アドバイス:
暮らしの優先順位をつける。
健康?安全?子供の成長?
何が一番大事?目的を決めてみる。
そのために何ができる?
優先順位の最下位から切り捨ててみる。
ゴミの出し方がわからずまたは不安で、調べようとしてそのまま。
今後の備えである大量の備蓄品ストックが収拾がつかない。
人からいただいいたものを無げに捨てられない。
あなたは「不安で悩ましい」と思うかもしれないけれど
私にとって「几帳面」と受け取る。
家族からは「早く捨てれば?」なんて言われていないだろうか?
捨てても良さようなものを捨てられないのも
きちんとしなければ。という几帳面さがあるから。
あなたは順序や規律やルールを重んじる人。
周りとの調和を何より大事にするのかもしれない。
そのため、他との歩調を合わせるようにして無理していないだろうか?
アドバイス:
期限・ゴールを決める。
それも「自分で」決める。
だれも文句は言えまい。言わせまい。
自分との約束だ。
自宅に同じようなものがある事に、買い物後に気がつく。
「便利」「お得」「バズっている」という言葉に弱い。
店員から褒められると必要が無いものでもついつい買ってしまう。
あなたは「また同じようなものを買ってきてしまった」と落ち込むかもしれないが
私からは「好奇心旺盛」と受け取る。
好奇心旺盛なのは、新しいものに対して興味が湧いたり
変化を求める気持ちが強く、革新的だ。
あなたは今の現状に不満があるかもしれないが
実は「今ここ」、
自宅の収納内にヒントが詰まっている。
無いからと言って買っていないだろうか?
そんなことはない。
アドバイス:
やりくり上手になろう。
収納の中に潜んでいる、
使っていないものをもう一度使ってみよう。
久しぶりに使うそれは、
きっと賄えるもの、自分を満足するものだったりする可能性がある。
自分でも気が付かない「才能」だってあるのだ。
頑張っている自分を褒めてもいい。
今年は「自分を褒める」片付けを!