当たり前ってありがたい。
千葉県内の親戚家族が台風の影響で自宅が停電になり何日間か不便になったことを聞きました。
幸い大事には至らなかったので良かったのですが、電気がついた瞬間、拍手をするほど嬉しかったそう。
かけがえのない家族の存在。
偶然にも、敬老の日ですね。
今日はよくいただくご相談「家族や親戚からのプレゼント」について。
「遠方に住んでいる義理の両親からしょっちゅう孫の洋服を送られてきて、ありがたいのですが私の好みでもなく、特に手編みのセーターなどは溜まっていく一方です。子供もニットがあまり好きでないようであまり着てくれません。来訪の際には着せていますがこれを続けるのは苦しくなります。。どうしたらいいでしょうか」(0歳女子のママ)
以前、実際に作業で伺った際に相談された内容です。
血の繋がった家族だったら、ハッキリ断ることもできるでしょう。
ですがまだ「家族として」日が浅い関係だったなかなかそれを口にすることは難しい。
とはいえ、
時間がかかっても、やはり、本当のことを伝えた方がいい。
伝え方次第で変わります。
1感謝→2事実のみを伝える→3提案(代替案)
具体的には
1「いつも可愛いニットを送ってくださりありがとうございます!」
2「最近娘がニットだと、肌に触れてかゆがるみたいで着たがらないんです。」
3「せっかく編んでくださったのにすみません。もし良かったら通販で可愛い洋服を見つけたので今度一緒に選んでいただけますか?」
で、うまくいけば成功ですが。
そうもいかないこともあるでしょう。
送ってくださる相手が、
孫のために「何かを与えたい、支援」したいのか、単純に「ニットを送りたい」だけなのか。
もし前者なら3の代替案は効果的。
私だったらモノでなく、(レジャーや美味しいもの食べに行く)コトを優先したい。
もし後者だったら根気強く柔らかに訴え続けるしかないような気がします。
ニットを編み続けることを否定だけはしないようにできる限り丸く収まればいいですね。
できるなら、嫁姑、一緒にキッチンに立つ回数を多くする。そんなことでもいい。
こちらの頭の中を占領する「ニット」から遠のくような気がします。
結婚20年になります。
近くに住む、義理の両親には今でこそ言いたいことを言えるようになりました。
色々あったけれど、感謝。
「子供を育ててくれる協力者」なのだから。