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2025.09.15流れるような【キッチン調理】を可能にする

 

 

動きやすいキッチンを目指して。

 

キッチンで調理をするために、必要な片付けの条件は

 

 

①十分なスペースの確保

②流れるような動線

③日常的な在庫の把握

 

 

 

 

調理を少しでもスムーズにするためには、

キッチンの動きをいかに“多く作る”か。

 

 

 

 

1 調理台で調理できるか?

 

十分な調理スペースがありながらも

 

・重ねた食べ終えた食器がそのまま置いてある

・袋に入ったままの食品が積まれて置いている

・食器用、漂白剤、レンジ用、と幾つもの洗剤が占領している

 

ってことはないだろうか?

 

 

食洗機が終わるのを待っていたら、食器置き場のような状態になってしまった。

買ってきたばかりの食材をどこに置こうか?悩んでいたら食品置き場になってしまった。

キッチンの汚れが気になって、あれこれ用途別に洗剤を購入していたら洗剤置き場になってしまった。

 

それもわかる。けれども。

食器も、食品も、洗剤も、調理台はものを置く、置き場、ではないはず。

 

 

 

調理台という名の通り、調理する場所、動く場所、なのだ。

食材を切ったり、調理が終わったおかずをお皿に取り分けたり、作るための食材を出して置く、場所である。

 

 

 

2 動きに合わせてモノを置く

 

各ご家庭により、住宅事情やスペースの違いはあれど。

 

 

例えば

コンロの下収納、には何を置いている?

 

フライパン・鍋

・油

・フライ返し、おたまなどのツール

 

がおすすめ。

 

コンロでは何が行われるか?を考えるといい。

 

 

 

フライパンをコンロ上に乗せる

→火にかけたフライパンに油を注ぐ

→フライ返しで炒めたものをよそう

 

 

など。動きに合わせてものが配置している。

コンロで必要なものはコンロ下収納に。

 

 

 

そのため

油も、コンロで使うフライパン等に流すために、

炒める、煮る、そよう、はコンロ周りで行われる動作。

 

 

 

動線、という言葉はご存じかと思うが、

 

動くために、

遠い場所に、狭く、取り出しづらい場所に、ものが配置されていると動線が崩れる。

 

 

 

 

 

3 適材適所が動きのキモ

 

キッチンに限った話ではないが、特にキッチンは小スペースのため、

調理台他、床にものが多くあると「動きづらい」

これだけでキッチンにも立つことが嫌になってくる、はずだ。

 

 

 

そのために出来ること。

 

ものを滞らせない、適材適所、在庫の管理、が必要。

 

滞らせないのは、

1でもお伝えした、調理台などに物を必要なだけしか置かないこと。

「ハイターだって必要でしょ」と思われるかもしれないが、

必要と言っても、どのくらいの頻度で使っているだろうか?

 

毎日?1週間に一回?そのくらいだったら、調理台近くに置いたっていいだろうが

1ヶ月に一回程度、だったら、シンク下収納内他、キッチンに近い廊下収納、吊り戸棚だっていいのだ。むしろ、それがいい。

 

 

そのくらい「動き」にこだわってもいい。

 

 

 

適材適所の見つけ方は、

出来るだけキッチン で完結させたい、ものだが、

それでもできない場合など、により、上記のように別の場所を提案することも多くある。

 

 

在庫の管理は、

日常的でなければ意味がない。

毎日キッチンに立たなくても、在庫がチェックできるといい。

冷蔵庫を開けた、パントリーに入った、タイミングで

食材などの在庫をチェックすれば問題ない。

 

 

 

調理を始めやすい環境にあるか?

 

 

調理ができれば物の在庫も、

動きに合わせたツール置き場も、

調理台に何も考えずに食材を置くことが、可能になる。

 

 

 

調理後は調理台は原状回復。

この繰り返しだ。

 

アホみたいだろうか?

そう思っても構わない。

けれどキッチンの主役はモノではなく自分自身だ。

 

 

次に使いやすく、またモチベーションを上げるために。