「これがないと調理できない」
くらいに思っている
無印良品
シリコンスプーン
かれこれ5年以上、いやもっとか?
毎日使っている。
そんな溺愛品でもある
シリコンスプーンについて、使って良かったポイントを3つお伝えする。
何と言ってもこれが最大の魅力だろう。
例えば鯖の味噌煮を作るとする。
鯖を出し汁で煮て、最後に味噌を溶いて入れるが
味噌溶きはシリコンスプーンが無かった時代は
お玉を使って味噌を溶いていた。
できた鯖味噌煮を器に盛り付ける。
その際、菜箸(またはフライ返し)で先に鯖だけをお皿に乗せ、
そのあと煮汁をお玉ですくってお皿にかける。
従来のやり方だと
2つのアイテム、二段階の工程、がある。
しかし、シリコンスプーンを使えば
シリコンスプーンに鯖と煮汁一気にすくえる。
1つのアイテム、一つの工程で済む。
当然、洗い物の一つ減らせる。
手間要らずな一品なのだ。
3つある
①素材
すくうスプーン部分の両端に「しなり」があり、
これがフライパンなどの隅に残りがちなソースをうまくすくいとる事ができる。
嫌な鍋に当たる金属音もしないので、安心感がある。
②角度
絶妙な傾斜があり、
炒める、すくう、盛り付ける。
調理中、立ったままの体制でストレスなく使える。
③重さ
他のキッチンツールより重さを感じる。
実際にトング、フライ返し、お玉て比べてみた。
どれも100g未満だったが
シリコンスプーンは104g
重さがあるが、逆に安定感、重厚感もたらす。
シリコンスプーン、というと
思い起こせば、20年以上前に
別メーカーの赤ちゃん用のシリコンスプーンを使っていた。
こちらは調理用ではなく、食事用(カトラリー)だった。
口に運ぶ際、スプーンの口当たりが柔らかく
実際、我が子たちも食べやすそうにしていた。
当時は「子ども用=プラスティック」のものが主流だった。
それが、シリコンを使ったスプーンがあるのを知り
毎日の食事のお供になった。
介護用もあるのも納得できる。
シリコンスプーンの特徴をあげるとすると
柔らかく、すくいやすく、こぼれにくい。
それから何年か後に無印良品から調理用シリコンスプーンが発売された。
おそらく私が知る限りでは
無印良品が一番最初にシリコンスプーンを販売したと思う。
たしかキャッチコピーが「調理から盛り付けまで」
だったような気がする。
半信半疑で購入したら、
お玉ともフライ返しとも違う使い勝手に心が踊った。
盛り付けまでの流れるような一連の作業に
ウソでも良い、調理上手になったと信じ込んだ。
フライ返し、お玉の出番が少なくなったことは
僅かに心苦しくもあるが
それでも毎日愛してやまない
シリコンスプーンが手元にあるだけで
幸せ、なのだ。
参考まで
無印良品