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2023.07.03旦那の実家との付き合い方〜気持ちを整理する

 

結婚23年。

淡々とした日々の中でも、それなりに紆余曲折ありました。

他人と暮らす。また主人の家族との付き合いは、大きく私を変えました。

テクニックだけでは追いつかない人間関係。

考え方について伝授できれば、と思います。

 

 

①分かりあうことよりも理解を深める。「気持ちを伝える」

これは自分以外の人間全てに当てはまることですが、

他人と自分とは違う考えを持っている。というのが、義両親(実家)と付き合っていく上での大前提。

また目上だから「立てなければならない」「言いたいことも言わずにぐっと我慢」もあるでしょう。

本当にそれでいい?我慢の結果、こうなったんじゃない?

以前、自分もそうでした。嫌われたくなくて・いいお嫁さんだと思われたくて、

相手の意見に迎合して、自分を押し殺すこともありましたが、精神衛生上、本当に良くない。

我慢すれば相手を憎み始めます。そうなると負のスパイラル。

言いたいことは「頑張ってでも」言いましょう。小出しでもスパッとでも、どんな形でもいい。

大昔、舅にあることを言われて傷つき、それでも辛く、日に日に怒りが募るばかり。

口数が少ない私がとった反撃?はアナログにも「手紙」でした。

つらつらと自分の思っていることで怒りは不思議と鎮まり、手紙を読んだ舅から謝罪があり、

その頃には綺麗さっぱり、何もかも「許せる」「どうでも良く」になったのです。

・・当時何に怒っていたか?自分でも思い出せないほどです。苦笑。

 

違った意見がある時、相手の気持ちを考えつつ自分の意見を伝える。

付き合う。と覚悟を決めたのだから。

 

 

②いいところを見ようとしないのは自分の心。「内省する

例え主人の父であっても、違う人格。

前に前に。思ったことはすぐに口に出す、人から嫌われないように、なんて考えは微塵もない。

それゆえ「癖のある」人に見えることもあるでしょう。

前に出ることを極力避けている主人とは180度違う人格、と言ってもいいでしょう。

そんな義理父ですが、

長男が小学高学年の頃(約10年前)、学習発表会という行事に私と義理父・母が参観した時に

隣のグループで騒がしい男子たちがいて、発表している子(我が子ではない)の声が聞こえず

当時その場に先生も居たかどうか記憶にありませんが、私も含め誰も口を出すことはできず、少し困った空気感でした。

そんな時「うるさいぞ!」と義理父がその男子たちに向かって、声を出したのです。

一瞬にして空気は固まり、その後は、困っていた子は無事に発表できたのです。

発表していたその子のお母さんから、直接感謝され、ハッとしたのです。

思ったことをすぐに口に出す、行動できる。メリットじゃないか。

そして自分の、発言できなかったもどかしさ恥ずかしさ、義理父への想いなどが押し寄せてきて

それからというもの、自身も触発され、何でもぐずぐずしないで行動しようと心に決めたのです。

そこから変わったと言っても過言ではありません。

 

長所と短所は紙一重。だからこそいいところを見よう。見る努力をしよう。

 

 

③夫婦、子供、家族の仲を良くするため。「努力する」

努力、というと我慢がつきもの、苦労する、無理して頑張る、イメージがあるかも知れません。

そんなことはなく、全ては自分の捉え方/心の持ちようだと思っています。

先日一人で自分の実家に帰った時、仏壇の置いてあった祖父母の写真を改めて見て思ったのです。

自分のルーツ、なんだよな。ここに自分がいるのも先祖がいるおかげ。

過去の曽祖母の嫁姑の問題も聞かされていたけれど、そんなゴタゴタもありつつ、

喧嘩するくらいの気の強い気性や、孫に対してのおおらかな愛情もそのまま受け継いでる。

ありがたい。と思えるように。

孫にとって、おばあちゃんと母親が仲が悪いなんて辛い。旦那にとっても、自分の嫁と母親が仲が悪いのも、そう。

子供にとっておじいちゃんおばあちゃん。主人にとって自分の親。

価値観が違う、環境が違う、性格が違う。それもそうだけれど

孫のためにやっていること、良かれと思ってやっていること。それがこちらとは、ずれているだけ。

自分の立ち位置から見るのではなく、多方面から物事を見てみませんか。

 

感謝の気持ちを忘れずに、謙虚になる努力を。

 

 

ああだこうだと考えている無駄な時間を捨てよう。

参考にしていただければ幸いです。