
年末年始のご予定は立てられただろうか。
実家に帰られる方
子供を連れて、パートナーを連れて、
家族水入らずで過ごされる方も多いと思う。
毎年、
私たち夫婦も、子どもを連れて
正月、双方の実家に挨拶がてら、半日〜1日ほど滞在する。
社会人から中学生まで4人の子どもたちも大きくなり。
毎年4人とも揃って祖父母に顔を見せることが少なくなり
さらに受験や反抗期も重なり
祖父母宅に、行ける子、行けない子がいる。
三男なんて、もう2年近く私の祖父母に会っていない。
首根っこ引っ捕まえて連れていくのは
親としても違和感しかない。
けれど、祖父母からの、帰らない子のお年玉や入学祝いを親が代わりに受け取るのも、良い加減にしたい。
今年は6人揃って実家に帰りたい。
実家に帰る。
今年も、私の二番目の弟の家族も帰るタイミングで
「じゃあ会おうか」と、予定を立てていた。
あちらの家族は夫婦+小さい子が二人の四人家族。
フツーに行けば
総勢10人が二人暮らしの実家に集合する事になる。
甥っ子たちの成長は目を見張るし、
何と言ってもまだまだ可愛い。
が。今回
夫が私に一つの提案をした。
「二朗くん(私の弟)たちと
日程ずらして実家に帰らない?」と。
聞けば
「子供たち一人一人と爺さん婆さんの付き合いってそうそう無いんだよね。
ウチの子たちがある意味“いじられる”経験も良いかなって」
思い起こせば、
甥っ子たちより10ほど歳が上の我が子たち。
いとことはいえ、
「兄や姉」のような立場で甥っ子たちに接してきた。
もともと、きょうだいの繋がりも淡白で
“アニキ(アネキ)面”が出来ないタイプだ(きっと)
しかも大人数で集まると、とたんに口数が少なくなるのは
ちゃんとDNAに組み込まれている。
どうしても小さければ小さい親戚に注目が集まるのは致し方ない。
家族が集まるってこんなもんだよ。
と言ってしまえばそうかも知れない。
それもそうと。
個々の付き合いを見直す。
その他大勢の一人の孫、としてでなく
子供たち一人一人にスポットライトを向けてみようか。
夫からの意外な提案だった。
よく仕事などで、シニアの方と話す機会もあるが
口を揃えて言うのは
「孫の顔を見れるのは良いんだけど、結構疲れる」
との言葉。
宿泊すると布団や食材を用意したり、
居なくなったらなったで、後片付けに辟易する、そう。
二人暮らしの家に子どもや孫が一気にどっと来て
楽しい反面、相当気疲れる、だろう。
お互いが疲労感なく、楽しく過ごせるのは
少人数×大人数
ではなく
少人数×少人数(ウチは大人数か。。)
だろう。
しょっちゅう会っていれば、
たまの大人数も刺激になるだろうが、
滅多と会わない、祖父母と孫たち。
今回、帰省しない子がいても
それはそれで良い。
久しぶりに孫と爺さん婆さんが、
“サシ”で会話するのを
くすぐったいような気持ちで見守りたい。