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2020.05.02本当にそれでいい?環境を考えた片付けを!

 

先日ニュースで、リスクを背負うゴミ回収業者の方へ住民の方からの感謝の手紙を小泉環境大臣が紹介していましたが、こんな時期にとても温まる話題。

改めて、インフラを支えながら最前線で働いてくださる方々に感謝。

また日本で排出された衣類のリサイクルゴミをコロナの影響で東南アジアに輸出できずに収集所に溜まっているそうです。「できるだけ(捨てるべき)衣類を家の中に溜めておいて欲しい」と回収業者の切実なメッセージもニュースで放映されていました。

 

この時期、片付けが進んで家の中はスッキリしてきているお宅も多いことでしょう。

ものを捨てまくって「それでいいのか」もぜひこの機会に考えて欲しいのです。

 

捨てた後はどうなる?

回収業者を困らせていない?捨てたゴミはどこへ行く?環境を壊していない?

 

今に始まったことではありませんが

環境省がH28年のデータを元に発表している、日本のゴミの埋め立て地が後20年もすれば満杯になり行き場を失うゴミ問題。

海外輸出に頼るリサイクルだけでは追いかないのが現状です。

 

身近なところでは、紙ストロー、紙袋に変わり、レジ袋有料化に伴うエコバッグの浸透、など。

我々もできうることをひとつづつ。一人ひとりの意識を変えて行くことが大事。

 

ゴミを出さないための私たちにできる【4R】

○Refuse(リフューズ)断る

過剰包装を断る、レジ袋を断る、無駄な物を買わないなど

○Reduce(リデュース)減らす

プラスティック製品を避ける、レンタル品を使う、など

○Reuse(リユース)再使用

詰め替え用品を使う、着ていない服を着る、昔使っていた物を使う、など

○Recycle(リサイクル)再生利用

ゴミの分別を徹底する、生ゴミ堆肥、など

 

捨ててからどうするか?よりも

買い物を吟味し、ゴミの元になる物を買わない。

うっかり普段は行かないお店のポイントカードを貰わない。

捨てずにもう一回試しに使って、直して、みる。

そんなことからでもできそう。

 

昭和の時代(S48年〜)を生きてきた人間ですが、お肉屋さんでは紙に包まれたお肉で買っていましたし、給食の牛乳は瓶でしたし、隣近所に調味料の貸し借りを母はしていました。

原点回帰してみると、昔から学ぶことも多くあります。

過去から未来へ。こうやって社会が作れられてきたことも忘れないようにしたい。

 

一人ひとり、思いやりのある社会にしていきたいものです。