全国の卒業(園)生の皆さん、
ご卒業おめでとうございます。
もう春休みに入られたかしら?
春休みが終わったら新年度。
長い冬が終わり、待ち侘びた春がやってきます。
重ねて、受験生のみんな、本当にお疲れ様でした!
我が家の先日中学卒業を終えた三男。
高校受験を終え、今は春休み。
親としては、ご飯を作ることしかできなかったけれど、
『勉強しなさい』と言う言葉を封印し(自分に課し)
それでも痺れを切らし『おい受験生、時間は有限だぞ』と3度くらいは言ったけど。
夫婦で話して『どうなっても、どこに行こうが、運命の場所』を合言葉に。
そしていつも通り、受験生だからって何かを変えることも、むしろ変えないように過ごし。
模試の結果を聞いても、一向に見せようともしない、
しつこく聞く母を疎ましい表情で曖昧な返事。
しまいには
『結果が全てでしょ』とこちらが諭されるありさま。
手続き関係の業務連絡以外には
『あの高校は』『高校の部活は』とか。夢を語るのは合格したらと決めて一切話さず。
いろいろ自分の中で、言わない、聞かない、見ない。を決め込んだけれど。
それにしても、うざい親だったと思う。
親だもん。特に母親はうるさく言うのが役割だもん。
ゆるせ、息子よ。
受験の最後のサポートだけはさせてもらおう。
家にいるタイミングで出来ることといえば、片付け。
テキスト、プリント、ノート。などなど。
たくさんあるかな。
それともさっさと片付けた?
親はサポート役に徹する。
もう、本当に何も言わない。
山積みの紙を前に、もう何も言えない。
ただただ、頑張った。と。それだけ。
いらないと決めた紙を、紙袋やビニール紐で縛るだけ。
親のできることはそれだけ。
縛るのも試しにやらせてみたけれど、できるね。
縛った紙ごみをまとめて、ゴミ置き場に。
さあ、次のステージに向かおう。
そうそう、先日入学説明会の帰りに会った近所の方から、祝福されて
近所の方に、目をちゃんと見て自分からお礼を言っていたのには、本当に驚いた。
いつも後ろで『ほら、ちゃんと目を見て挨拶しなさい』って私にせっつかれて言われていたのにね。
いつも間にか、親の知らないところで
ちゃんと、成長している。
完全に追い越されて、抜かれて、置いてけぼり。
そんなあなたを誇りに思います。
敬具
母より。