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2025.01.14悩んだら【放置】弱点だらけの心模様

 

悩む。

立ち止まる。

スタート地点にまた戻ったりして。

 

片付けの際、

一番時間がかかるといえば「これ」かも知れない。

 

捨てようか否か。

取っておくべきか否か。

 

勿体無い。

まだ使える。

もらった人の顔がチラついて。

など。

 

悩むことで整理の思考がストップしてしまうのだ。

時間は有限だ。

悩まずにスムーズに行けば悩むこともないだろう。

 

 

けれど、この悩むこと自体

“悪”でもないし

むしろ悩み抜いた方がいい場合が多いように思える。

 

私自身、何かを決定する際は即断というよりも熟考するタイプだ。

決めてから行動するまでは比較的早いかも知れないが

決めるまで悩みぬき、時間がかることも多い。

 

片付けができる人って

パッパと決めて何事も早そう?簡単に人のものまで捨てそう?

そういうタイプも多いかも知れないが

私は違う。

 

悩んだ方が後々になって良かったことも多くある。

というよりは

勢いに乗って捨ててしまうことが怖いのだ。

 

なので片付けの時、悩んで抜いて欲しい。

できれば中途半端に悩むのではなく、悩み抜く、のだ。

 

 

 

 

1 悩んだら「捨てない」

 

白黒はっきりつけなくていい。

よく「30秒で捨てるかどうか決断する」なんて人もいるようだが

ゲーム感覚で楽しめる人ならいい。

そんな人は先述した片付けができる人、だろう。

 

30秒?!

冗談じゃない。

やってられるか。

 

それができないから片付けられないのだ。

片付けが得意な私だってクライアントにそんな提案をしたくない。

 

悩んだら放置

問題を後回しにする。

それでいいのだ。

 

 

 

2 放置したものを「保管」

 

とはいえ、これでは何も進展がない。

 

よく「要る」「要らない」「迷う(悩む)」の3つのボックスにものを入れて分けましょう。

という提案がある。

 

人によっては

「迷う」をあえて入れず、

「要る」「要らない」の2択にする場合もある。

 

またクライアントの会話の中で

「迷う(悩む)」が多くなって困る。という声もよく聞く。

 

多くなってもいい。

これが今の状況と受け止めることだ。

このこと自体は悩むことではない。

 

それよりも

迷うものをひとまとめにしてみてはいかがだろう。

 

ボックス一つ、とはいかず

一部屋になるかも知れないがスペースがあるならば、それでもいい。

とにかく、ひとところにジャンルや人別などにも(分けた方がいいがそれでも難しい場合は)分けなくてもいい。

 

悩むものを「一つの空間にまとめる」。

これだけをまずはやって欲しい。

 

 

 

3 「タイミング」が解決する

 

子どもが成長して実家から出る。

 

私ごとで恐縮だが

あと2ヶ月後、長男が実家を出て、寮生活に入る。

いよいよ、な雰囲気の中

私が今伝えられること。

 

長男の

幼稚園の作品集

小中学校の通知表

写真や作文など。

 

主に思い出のものは本人に確認したら

全部捨てていい」とのこと。

え?捨てていい。かあ。。

 

取っておいても過去10年間に1度か2度見ただけ。

見た時はあの頃の懐かしい長男のあどけない顔を思い出したが

そのもの自体は、あまり感情が乗っからなかった。

 

で、実際まだ見返していない。

現実から目を背けたいのだ。逃げたいのだ。

 

 

ではいつ見返すか?というと

思い出の入っているスペースを他の物を入れるスペースにしたい。

三男の部屋なので、この引き出しに三男の物を入れたい。

長男が寮に入ったら。

 

(ちなみにこれは子供4人分の思い出引き出し)

 

やっとこさ動き出す、だろう。

 

 

今の所不便はないが

いつかは、、、やる。

我ながら言葉が弱いな。

 

本当に片付けのプロか?私は。

 

 

その時には、晴れ晴れした表情で捨てられると信じている。

 

タイミングが解決してくれる。はずだ。