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2025.03.26春休み企画 溢れる【おもちゃ】整理術

 

子どもの成長を感じる、この時期。

 

卒入園。入学。

真新しいサイズの大きいランドセルや園服が着られているよう。

そんな微笑ましい春。

 

春休みというひとつの節目に

子どもと一緒に片付けを。

 

今日はおもちゃの整理術について話したい。

 

 

 

1   一緒に片付ける

 

子どもの不在時がチャンス⁈とばかりに

子供部屋の片付けご依頼のクライアントも多い。

もちろん不在の方が「はかどる」ので時間的に片付けかスムーズ。

 

けれど片付けのプロを呼ばない場合には

是非とも子どもと一緒に片付けをしていただきたい。

 

子どもと一緒にする最大のメリットは

成長を感じる事。だ。

 

毎日同じ事の繰り返しのようで実は微妙に違う。

 

子どもに「片付けなさい!」といっても

一体、何をどう?なのか。

単に仕舞い込む事が片付けなのか。

言われる事で片付けのアレルギー反応が出る⁈

 

片付けに対して、まずは「整理する」事が大事。

 

 

 

2   どう整理する?

 

整理とは分類すること。

 

子どものおもちゃ。

①毎日遊んでいるおもちゃ

②たまに思い出して遊ぶおもちゃ

③目もくれない遊ばないおもちゃ

 

整理するには

まず①②のおもちゃをどんな収納ボックスでどのように収納したら良いか?、、

ではなく

③の目もくれない全く遊ばないおもちゃを整理しよう。

 

捨てる、リサイクル、(欲しい人に)譲る。

など。

まずはその不要な物を「その場」から追い出す。

 

例えば年の離れたきょうだいに残しておきたい場合は

迷うことない。残していい。

ただ「その場」に相応しいのか?を考える。

使うおもちゃコーナーに約5年後使うかどうかわからないおもちゃを「そこ」に置いていいのか?

 

子どもは興味のない知育玩具を、親の都合で置いていないだろうか。

親の気持ちはわかるが、これは③になる。

 

ちょっと前まではよく遊んでいたけれど

最近は全く興味の無くなったキャラクター玩具。

これも再燃する事はないだろう。

だが無理して捨てなくて(手放さなくて)よい。

 

まずは子どもに「聞く」こと。

 

 

 

3   分けると見える

 

③を取り除いた状態で

 

①、②は

いつも遊んでいる「スペース」に置く。

 

子どもの物、だからといって、普段はあまり活用しない

2階子供部屋に置く事をしなくてよい。

むしろそのような子供部屋は

「子どものストックルーム」として③の捨てがたいおもちゃを置いておくのにピッタリだ。

 

①は手が届きやすい場所に

②は大人が助けてあげられるような少々不便な場所に

 

①も②も、ひとつの棚であっても子どもの使い勝手の場所は違う。

 

また重さにも注意を。

重い物(戦隊モノ、プラレールなど)は下に。

軽い物(ぬいぐるみ、折り紙など)は上に。

 

 

さらに、戻しやすい収納になっているか?も重要ポイント。

・沢山おもちゃが入って子どもが戻しづらい

・引き出すor扉を開く手間がかかっていないか

 

これが出来れば大抵のおもちゃ整理は

7.8割がた、できたと言ってもよい。

 

 

 

 

 

色々申し上げたが

子ども(大人も?)が飽きっぽくなりがち。

飽きたらそこで「試合終了」してもよい。

 

きっちりする事よりも

少しづつでも長期戦で付き合うのが片付けのコツだ。

 

また

「こんな収納グッズで子どもが自ら片付けができた」

そのような一瞬にして魔法みたいな収納術は

この世に存在しない。

 

 

まずは一緒に分けてみる事から初めていただきたい。