愛用していたコンシーラーがとうとう無くなった。
ここまで使うやつ、いるか?!
って、くらい使った。
で
いつものように
新しい物を買い替えようと思ったのだけれど
いや待てよ。
自宅にはまだ使い切っていないコンシーラーがあった。
左側の資生堂スポッツカバーファウンデイション。
これまで使っていた、右側の&be(アンドビー)のファンシーラー。
名称は様々だが、コンシーラーとして使っている。
スポッツカバーも悪くはない。
けれどどうして使わなかったのか?と言われれば
&beの方と比較すれば使いやすかった、からだ。
単に浮気、したのだ。
スポッツカバーは
テクスチャーが&beに比べ、少し硬め。
厚塗りになってしまうこともあった。
&beの替えを買わずに、自宅にあるスポッツカバーを改めて使ってみようと思った。
なぜなら、
スポッツカバーを使わずに
いずれゴミになってしまうのが勿体無い。と思ったからだ。
現在使ってみているが、なんの問題もない。
使い方さえ気をつければ厚塗りにもならない。
なんで
こうやって新しい物に飛びつこうとしていたのだろう。
古いものは忘れてしまう。
人の常、だろうか。
今回は
自宅にある使っていないコスメを復活させる考えかたをお伝えする。
毎朝、同じパレットを使っているのは私だけではないはず。
洋服は多少イメチェンするのに。
そこで気分を変えて
使っていない、お蔵入りパレットを使ってみては如何だろう。
気分が一新されるはずだ。
色をチェンジしてみる、一色だけ足して使ってみるのも面白い。
アイライナーは目に。
アイシャドウは目に。
ハイライトは凹んだ場所に。
だけではない。
ピンクのジェルアイライナーはリップペンシルに。
アイシャドウの濃い色は眉毛を描く時に足す。
ハイライトはアイシャドウの仕上げにキラッとさせる。
キャンバスに描くようにメイクをしよう。
なんと無く色味が強くなる。
逆に色の発色がイマイチ。
色を混ぜてみてはいかがだろう。
口紅やチークなど。
綺麗な化学反応が起こる時もある。
手でつける方法もあるが
パレットの付属のブラシやチップだと小さい。
そのため、力の入れ加減が強まったり、うまく発色できないこともある。
ブラシを使うと
ちょうど良い加減の力加減になり、
ふわっと仕上がる。
これまで力を入れすぎていたことに気が付く。
心なしかメイクが上手くなった気がする。
パレットや道具を変えただでは
メイクは上達しない。
30年近く、毎日メイクしてやっと気がついた。
土台の土台。
ベースの大切さ。
特にスキンケア。
保湿を心がける。
化粧水、乳液、美容液をつける際、
3秒ほどハンドプレスをする。
これだけで化粧のノリが
やり始めた一年前くらいから変わった。
化粧水も何も変えていないのに、だ。
“丁寧”をいかに疎かにしていたか、にガクッとした。
コスメを変えるのは二の次だ。
おまけ
どうしてもメイクが上手くならない時は
プロのメイクを受けてみるのが良い。
以前、同窓会や写真撮影のため
ヘアメイクを何回かしてもらったが
これが目から鱗が落ちた。
「やりすぎている」
これまでのメイク(とヘア)に対して考え方が変わった。
毎日するものだからこそ自己流に陥ってしまいがちだが
たまには、
ちがう視点、特にプロの視点から
自分を俯瞰してみるのはおすすめだ。
メイクパレットは一年が期限、と言われているが
メイクのプロには怒られそうだが、3年くらいは使っている。
期限も記載が無いので分かりづらいが
肌に合わない、古そうだと思ったら潔く処分をする。
毎日をメイクで
気合いスイッチと忘れかけた楽しさを取り戻そう。