家の中の「ちょっと気になる」を解決する。
よく片付けの現場で使っている小ワザ。
家にあるもので、誰でも簡単にできる、はさむアクション。
3つお伝えする。
【1 家具の転倒を解決】
本棚などの棚、引き出しなどのチェスト類。
設置したはいいが、転倒を防ごう。
そのまま置いた状態だと、平行だが、
「坂」を作って転倒に備える。
地震の際、手前に倒れてくる力を、後方に引っ張られ倒れにくくなる。
家具を後方に傾け、その間にさっとはさむ。
はさむものは、新聞紙、チラシ、文庫本などの紙類。
読み終わった処分する様なもので大丈夫。
ホームセンターなどで家具の転倒防止用のものもあるが
今回は買い物行かずに家にあるもので、できることをお伝えしているのでご容赦を。
【2 取っ手のグラグラを解決】
扉の上部に挟むタイプのタオルかけ。
調整できるタイプならいいが、調整できないものもある。
手を拭くたびにグラグラ。
しかも片方が外れてしまう。外したものを直す。
これも【1】同様はさめば解決する。
チラシなどの紙類がいい。
折って厚さを調整できるから。
もし水まわりなどで湿気が気になる様だったら
レジ袋を畳んで折る、他には三角コーナー用不織布のゴミ袋、カットした手拭い、などでも。
極論グラグラしなければいいので、はさめればなんでも、いい。
ついでにレアな収納なので紹介を悩んだが、一応紹介する。
ボトルラックを収納内にそのまま入れると、ラックがはみ出してしまい
扉が閉まらない。
そこで、段ボール切れ端を重ねまとめた「坂」を奥に入れ込み、傾きを作った。
平行にすると閉まらない扉を床の面積を少し減らすことで、扉を閉められる様にした。
↓
そのままの状態で収納に入れると扉が閉まらない、などの応用にしていただくと幸いだ。
【3 フレームのお辞儀を直す】
リビング/ダイニングなどで写真や絵を飾っているお宅も多いだろう。
気になる。気にならない。は人それぞれだが
フレームが前から見た時、横から見た時「お辞儀」をしている。
個人的に並行でない・傾いている、ことが、気になるのだ。
真っ直ぐがいい。
そこで、自宅にあるメラミンスポンジをはさんで、平行にする。
メラミンスポンジのいいところはフレームと壁のサイズに自在にカットできる。
カットの方法は、カッター、包丁でサクッとカットできる。
これが切れる瞬間が、また気持ちいのである。
落ちることはないと思うが、気になる方はメラミンスポンジとフレームに両面テープで固定。
すでにやっておられる方もいるだろうが、いかがだったろう。
片付けの現場で箪笥や棚を移動した際、設置場所の掃除をさっと終わらせ
その辺にあるチラシをいただき、挟むことで案外喜ばれる。
家にあるものでちょっとしたコツで、快適を手軽に得られるのだ。
試さない手はない。
参考にしていただければと思う。