子供部屋
暗い、狭い、古い。
で悩んでいないだろうか。
今日、話す内容は
私自身が子供部屋に対して「こうあるべき」と
思い込んでいた過去を振り返り
「暮らしやすく」工夫した話である。
我が家に以前は子供部屋は2つ、現在は一部屋をセパレートして3つある。
そのうちの一つ、5.5畳の北側の部屋がある。
「子供部屋は明るい光が入る部屋がいい」
と入居前は思っていた。
18年前、入居当時子供が2人兄弟だった頃
夫婦の物があった北側の部屋は、
子供部屋に使う事はあまり想像していなかったが、
その後、三男、長女が生まれ、
否応無しに北側の部屋に二段ベッドを置き、子供部屋として活用しはじめた。
「子供には北側は暗いし、何だかかわいそう?」
一瞬そう思ったが、
「部屋を変えれば良い」と思い直した。
当時小学高学年だった長男と一緒に壁紙とペイントを一から選び
D lYをして、少しでも自分の好きな部屋に近づけた。
視界に入ってくる色や模様が気に入ったものがあれば、
部屋の明るさは変わらないが、気持ちは明るくなる。
また、子供は日中は学校に行っている。
朝、夕、夜の日が入らない時に部屋にいる時間が長い。
そう考えると、北向きで充分。と気持ちを持ち直した。
壁紙、ペイントが難しいようだったら
子供が好きなカーテン、ラグ、家具、でも充分に気分が変わる。
5.5畳と聞くと、
窮屈、狭い。などネガティブなイメージがあるかもしれない。
狭い部屋のメリット。
物がすぐ取れ、動きやすい。
狭いが故、冷暖房がすぐに効く。
あとは個人的にだが、落ち着く。
日中は学校にいる子供。
休みと夜〜朝までの時間帯、主に何をして過ごす?
・寝る
・学習
・くつろぐ
広さに関係なしに、
子供部屋の使い方は大体こんな所だろうか。
そのために必要なスペースと物は
・ベッド
・机&椅子
・衣類が入るクローゼット
・学習用品置き場
・趣味のもの置き場
くらいだろう。
種類としては、個人差があるにせよ
さほど物の種類は必要が無い事がわかる。
問題は物量だ。
時間経過は平等に訪れる。
どの家も必ず古くなる。
古さは悪だろうか。
古くても「清潔感」があれば、
部屋そのものが、活き活きとするはず。
そのため、
・掃除
・片付け
・メンテナンス
が必要になる。
日々掃除とメンテナンスは、
土台である片付けが出来ていれば
さらに簡単になる。
物をどかしたり、物量に辟易することなく、
高い場所の脚立を諦める事がないからだ。
片付けをすれば、
掃除メンテナンスがスムーズになり清潔感が手に入る。
古い物、部屋も愛着が湧く。はず。
10個あるものを5個に。
他で代用できる物があれば固執を捨て。
過去や未来に囚われずに今に目を向けて。
暗さ・狭さ・古さは、工夫や捉え方次第で改善できる。
片付けは日常の暮らしの中で、コツコツと地味ながら動く。これに尽きる。
片付けをしていると次第に
狭いとか暗いとか古いとか、もろもろの問題は、あまり気にならなくなる。
変わるのは家や部屋だけでない。
人間も変わるのだ。