heya-koto

BLOG

2025.03.01そうだ【お直し】に持って行こう

 

三男の制服のズボンのファスナーが壊れた。

 

 

勢いよくスライダーを引っ張ったのが原因だろう。

エレメント(ギザギザの歯の部分)からスライダーが外れて戻らない。

まだ一年しか経っていないと言うのに。

 

噛み合わせを直そうとするも、上手く噛み合わない。

まるで仲の悪い夫婦のようだ。

 

と、冗談はさておき。

 

 

ファスナーを自力でも直そうか

ネットで直せる方法を調べいくつか試してみたが、やはり、上手くいかない。

 

自分でファスナー手芸店でを購入し、ミシンかなんかで直す?

いやいや。やったことがない。というよりやりたくない。

しかも制服のズボンだから失敗したくない。

 

諦めて、お直しに出すことにした。

 

 

店員「ああー、これはファスナー自体を交換した方が良さそうですね」

私「そうですか」

店員「急ぎますか?」

私「いえ、兄のお古のズボンがあるので急ぎません」

店員「そうですか。10日ほどいただきます。では3000円とファスナー代330円で3300になります。」

 

前金で3300円支払った。

 

ファスナー代330円は安い。技術料として3000かかる。

もしかしたら自分でも出来たかも?と、一瞬セコい考えが頭をよぎるが

ここはプロにお任せした方が良さそうだ。

 

 

自分で直すのも限界。時間・技術がない。

衣類を捨てるのが忍びない。直したい。

お直ししてもう一度着たい服がある。

 

 

お直し文化を見直してみよう。

 

 

 

1 サイズを調整する

 

末っ子娘が春に中学生になるにあたって

中学制服のお古を知り合いからいただいた。

少し大きめのサイズだったので、

これは迷わずお直し屋に持っていくことにした。

 

ジャケットを着た娘と鏡を前に、店員と相談した。

 

店員「ああ、なるほど。確かに大きいですね」

続けて「袖の部分を何センチかあげて、あとは肩を詰めれば、ぐっとサイズ感はよくなりますよ」

と言うことだ。

 

単に裾や袖を上げればいいってものではない。

肩に余分な生地を詰める、か。

考えもしない視点である。

 

 

やはりプロに相談してよかった。

出来上がったジャケットは娘サイズになった。

 

 

 

 

2 ライフスタイルに寄せる

 

ハイヒールは履かなくなった。

今は3センチヒールのパンプスがスタメンだ。

5センチは式典用に黒いパンプスがある。

 

以前7センチヒールのものを5センチに直してもらった。

7センチだとヒールが高すぎて、足が痛くなったからだ。

店員と相談の上、どこまでが足に負担がかからないか?靴として成り立つギリギリが5センチだった。それ以下の低いヒールにしてしまうとバランスが悪くなる。とのこと。

 

お直ししたパンプスは、歩きやすさが変わった。

いままでこんな高いヒールを履いていたことに、自分でも驚く。

たった2センチで、今のライフスタイルに寄せてくれる。

 

 

 

 

3 お気に入りを着続ける

 

何年も前だが、親戚の葬儀があり、

急遽、喪服を着ることになった。

クローゼットから久しぶりの喪服を引っ張り出し、試しに着てみる。

 

「ん?ファスナーが閉まらない」

 

焦った。

ワンピースのファスナーが産後太ったせいで閉まらなくなっていた。

 

喪服をそこらの量販店で手っ取り早く買い替えることも考えた。が、

割と気に入ったデザインだったから買い替えたくはなかった

 

 

お直し屋に持って行き、事情を説明し、お急ぎでお直ししてもらった。

ファスナーが閉まる、産後太りの体型にピッタリとくるデザインになった。

幸い、葬儀に間に合った。

 

 

 

 

 

三男の制服のズボンは、再び履けるようになった。

 

 

 

技術料イコール値段だけではない。

 

そこには

さまざまな意味での救済、心地よさ、お気に入りを持ち続ける意義、など。

 

お直しの文化は、まだまだ健在だろう。