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2020.10.12収納の中には何%物が入っている?ゆとり収納のススメ

 

先日、図書館に行って気がつきました。

本棚の上段・何段かは空きスペース。

 

(もしかすると、もしかするかも。。)

自分の想像どおりだったら感動する!

と思っていた矢先、

たまたま伺ったお宅の、図書館勤務の司書さんでもあるお客さまから

「なぜ本棚上段は空いているのか?」のアンサーをいただきました。

 

新しく入った本などを移動するために、

「あえて上段のスペースを空けて」いるんだそう。

案の定、大正解。嬉しかったなあ。

 

これは家庭での整理収納の考えと一致します。

新しいものを迎え入れるために、あえての空きスペースを作る。

 

例えば、冷蔵庫、クローゼット、押入れ、の中。

100パーセント(またはそれ以上)物を入れるのは、一見きっちりとしているように、美しくも見えるかもしれませんが、

動きにくい、風通しの悪い、更新のチャンスを失いやすい、収納になります。

 

どうでしょう、新しい食材が入らない冷蔵庫収納って。

買いたくても購入の際、冷蔵庫の中を想像して躊躇するでしょうし。

もし買っても、入りきらず何かしらを腐らせるのが関の山?

 

メンバーが変わらずおなじみ感満載の収納よりも

新参者を受け入れる懐の深い、先をいく収納がいい。

 

いつでも変われる体制を作っている。

これこそが美しい収納かもしれません。