先日、図書館に行って気がつきました。
本棚の上段・何段かは空きスペース。
(もしかすると、もしかするかも。。)
自分の想像どおりだったら感動する!
と思っていた矢先、
たまたま伺ったお宅の、図書館勤務の司書さんでもあるお客さまから
「なぜ本棚上段は空いているのか?」のアンサーをいただきました。
新しく入った本などを移動するために、
「あえて上段のスペースを空けて」いるんだそう。
案の定、大正解。嬉しかったなあ。
これは家庭での整理収納の考えと一致します。
新しいものを迎え入れるために、あえての空きスペースを作る。
例えば、冷蔵庫、クローゼット、押入れ、の中。
100パーセント(またはそれ以上)物を入れるのは、一見きっちりとしているように、美しくも見えるかもしれませんが、
動きにくい、風通しの悪い、更新のチャンスを失いやすい、収納になります。
どうでしょう、新しい食材が入らない冷蔵庫収納って。
買いたくても購入の際、冷蔵庫の中を想像して躊躇するでしょうし。
もし買っても、入りきらず何かしらを腐らせるのが関の山?
メンバーが変わらずおなじみ感満載の収納よりも
新参者を受け入れる懐の深い、先をいく収納がいい。
いつでも変われる体制を作っている。
これこそが美しい収納かもしれません。