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2019.03.01収納に「抜け感」を作る3つの方法

 

題名は忘れてしまいましたが

20代の頃読んだ、森瑤子さんの

主人公の男性とガチガチのキャリアウーマンが登場人物の短編小説。

2人とも同じ企業の会社員。どこにでもある上司と部下の関係。

それまで何の変化のなかった関係性が変わり。

関係性が変わる瞬間、つまり恋に発展する瞬間。

 

そのキャリアウーマンの彼女のストッキングが伝線していたのを、彼が目撃したシーンで一気に恋心が芽生えた。

というお話。

伝線という

彼女の「隙」の部分。もう少しいうと人間らしさ。そこに彼は惚れたんですね。

 

 

 

恋愛小説しかり、最近のファッション(「抜け感」など言いますが)しかり。

「隙」があることで人はホッとして落ち着きます。恋心は発展したもの。

 

実際に仕事でお邪魔するお宅でも、「隙のない収納」を見ると

ああもったいない。と思ってしまいます。

 

詰め込まれた収納は

他を寄せ付けない雰囲気で

これからの“参加者”を否応なく断り、息苦しくさせます。

 

 

1 収納の中のものを精査し、いるものだけにする

2 収納グッズを可能な限り外す

3 住んでいる人間が使いやすいかどうかを考えて実践する

 

作業現場で実践しているシンプルな3つの考え方。

 

 

白いだけのボックスには頼らず、他人の情報に偏らず、独りよがりの自己満足はもうおしまい。

 

 

自分や家族にとっての心地よさ、

是非追求していただきたいと思っています。

 

 

収納(暮らし)を愛してやまないからこそのメッセージです。