heya-koto

BLOG

2025.04.05ムズい【収納を成功】するためには?

 

 

「収納ムズい」

 

 

 

長男(22歳)の巣立った部屋(5.5畳)に

次男(20歳)がかわりに入ってきた。

 

自分なりに、

こうしたい、ああしたい、と部屋の構想はあったようだが、

レイアウトはじめ、収納プランが特に本人にとって難しいようだ。

 

ゴソゴソと自分の荷物の移動はいいが

次男よ。時間は夜の11時。

「いい加減にせい!」と一喝して布団に入った。

 

と言っても気になるので、体が勝手に動く。

バイトに部活にと、忙しい次男に変わって

次男不在時に収納を作った。

 

帰ってきた時に、どんな顔をするのか反応が見たかったのだ。

 

 

 

 

1 兄弟でも違う収納

 

兄弟だからと言って同じ収納ではない。

長男は引き出しの中にきちんと衣類をしまえる。

 

対し、次男はきちんとしまえない。しまいたくない。

 

本人からそう言った収納は「嫌だ」とも宣言している。

自分でもわかっているのだ。

 

そう言った子には、オープンな収納が向いている。

 

和室で使っていた娘の棚を空っぽにして

次男の部屋に移動した。

 

いつも着る私服と部活の練習着。

スパイクなども入れている。

とにかくアクションを極限まで下げた。

 

 

 

2 収納は「入れるだけにあらず」

 

入れば終わり、と思っているだろう。

そんなもんではない。

 

「収納なめんなよ」と不在の次男に軽口を叩きながら

次男の頭ゴチャゴチャで作った収納を入れ替える。

 

 

扉や引き出しは次男の苦手とする収納だが

それでも収納内を活用するべきものはある。

 

右側の扉+引き出しの、

しかもベッドが邪魔をして開閉に難ありの収納には

卒業アルバムや思い出の品を引き出しの中に。

 

左側の引き出しには

頻度の低い部活ユニフォームや週2のバイト制服を。

 

 

「毎日のもの」は入っていない。

毎日開けたり閉めたりなんてしたくはないだろう。

 

 

なるべく収納内を空にしているのは、

これからの「未来のもの」を入れる避難所だ。

 

ちなみに長男は使ってくれていたが、

次男では使わないだろう。

母の「押し付け」はゴミ箱に入れた。

 

 

 

 

 

3 ワクワクする収納を

 

キャップのつばについている、シールを「何これ?」と剥がそうとしたら

大慌てで怒られてしまった。

今時のワカモノのキャップにはシールがついているんだなあ。

 

 

お気に入りのキャップを一番いい状態で収納しようか。

一気にアドレナリンが溢れる。

 

 

ワクワクするきっかけを作ると

そこからどんどん加速度的にやる気が出る。

 

楽しくなってきた。

 

 

これから物置化予定のデスク上

 

パジャマ入れ

 

衣類はハンガー掛けにして「見える収納」に

これから暖かくもなるが、

ハンガーラックにかけた奥の冬のアウターは取り出しづらいので

スライドできるようにハンガーが動かせる量を意識している。

 

 

棚など本心は置きたくない。

が、本人の希望、戻すことに重点、を置けば、

部屋が狭くなろうが置くことを決行する。

 

 

 

1時間ほどで完成した。

 

 

 

好き勝手にやってきた収納プランだが

 

決して、

母が主体的に暮らしの中心になってはいけない。と思っている。

母の気持ちなどどうでもいい。

 

収納が上手くいかなくても、

相談しながらやり直せばいい。

 

子どもが自発的に動くほうがよほど大事、なのだ。

これが片付けの目的だ。

 

 

 

さて、他にも同時進行で

和室の娘のスペース、三男のデスクの交換などを行った。

 

 

追って案内したい。