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2024.09.11クリーニング用の【黒プラ製ハンガー】は捨てよ

 

扉を開けたらうっとり

毎日着る服を選ぶことが楽しくなるような

美しいクローゼットにしたい。

 

そんな思いはあるだろうか?

 

 

批判を覚悟で言う。

 

クリーニング店で洋服についてくる、プラスティック製のハンガーを捨てよ

 

 

どの家にも必ず、ある。

特に片付けに伺うお客様の家には100%、ある。

そんな大切なお客様に対して背くような発言はどうかと思う。

 

だが、あえて言いたい。

「美しいクローゼットを目指すのに、それらは必要ない」と。

 

 

【1 タダでもらうという欲】

クリーニング店で洋服についてくる、プラハンガー。

勝手についてきたもの、と言っていいだろう。

クリーニング店から帰ってきた服と一緒に

そのままクローゼットのパイプにかけられるのだから。

合理的?便利?問題はないはず?

「ハンガー待ち」の引き出しから溢れた洋服がかけられるようになるから、助かる?!

 

そもそも「ハンガーは買うものでは無い」と思っていないだろうか?

それでも構わない。が。

あなたのクローゼットの事情も知らないプラハンガーは、

クローゼットに無意識に無尽蔵にパイプにかけられ、増え続ける。

 

 

【2 アイテム数が絞られるハンガー】

無尽蔵に増え続ける、プラハンガー。

一体どこまで増えるのか?

 

プラハンガーだけが、やたら多い家もある。

クローゼットに衣類のかかっていない、空(から)ハンガー。

試しに空のハンガーだけ、取り除いてみる。

パイプの4分の1、もしくは3分の1、新たに掛けられるスペースができる。こともある。

無駄なスペースを取っていないだろうか?

空ハンガーは一旦カゴなどに入れておいてもいい。

とにかくパイプバーから外してみる。

 

ハンガーを捨てるのに抵抗がある。

そんな場合は「数」を決めて増やさないようにする。

60本、と決めたらそれを守る。

 

言いたいことは、綺麗なハンガーで揃えること、だけではない。

ハンガー数を絞る。パイプのスペースを確保する、洋服の持ち方を見直す。

 

 

【3 ショップの掛け方を参考にする】

最近では洋服をネットで購入する方も多いだろう。

それでも、自分の目と足と感覚をフル回転で使って欲しい。

そのために出来ることは

セレクトショップなどのディスプレイを参考にしていただきたい。

何が、どう素敵か?どうしたら我が家のクローゼットに近づけるか?

 

・「厳選された」洋服のみを店頭に出している。

・見やすく、取りやすいようにハンガーがパイプに「スカスカ程度」にかかっている。

・「旬のもの」しかない。過去&未来の洋服は(バックヤードにはあっても)売り場にはない。

 

ここで話を大きく戻す。

ハンガーはどうだろうか。

当然クリーニング店の黒いプラハンガーが、かかっている店はまずない、と言っていいだろう。

もし上の3条件で、選ばれし、スカスカのハンガパイプで、旬のものしかない、衣類が

黒のプラハンガーにかかっていたら?

わざわざ答えるまでもない。

 

洋服とクローゼット素敵に見せるためには、ハンガーも地味に大事。ということが

お分かりになっただろうか。

 

 

【おまけ おすすめハンガー】

・木製ハンガー 厚みがあるのが特徴。肩の形を崩さない(IKEA他)

 

・軽量ハンガー 薄く衣類の収納力を増やせる。滑りにくいのも特徴(MAWAハンガー他)

 

・洗濯用ハンガー その名の通り洗濯専用のもの。肩の部分から衣類を通すので着脱の際ストレスがない(無印良品他)