授業参観や文化祭など学校行事も多くなるこの頃。
授業参観後にある保護者の「懇談会」。
自己紹介や順番が迫ってくるとドキドキ。
話し始めても上手くまとまらない。
がっかりして家路につく。
そんなことはありませんか?
私は長いことありました。
現在、2級講座、小中学校の家庭学級講座、公民館や企業でのセミナー、PTA活動など日常的に人前で話すことが多い私ですが、以前は人前で話すことが大の苦手でした。
苦手を克服するにも時間がかかり、苦労は現在も絶えずあります。
もう少し言えば、低くてこもった声もコンプレックスです。
ですが、「自分の味方を増やすこと」に注力すれば実はそんなコンプレックスも大した悩みでないことに気がついて。そんなポンコツ気味の私でもできた、ポイントが5つありますのでご紹介します。
1定番の枕詞を使う
「こんにちは」でもなんでもいい。
名前を名乗る前にワンクッション。一呼吸おくためです。
ちなみに私の定番の枕詞は「いつもお世話になっております、〇〇の金内朋子と申します」。
リラックス。そして相手を持ち上げて「味方」であることをアピールします。
2聞いてくれそうな人を見つける
頷く人、笑顔の方。見つけてください。聞いてくれそうな人を探します。
まずは1人でもいい。余裕ができたら見回してさらなる「味方」を増やして。
とはいえ、頷き、笑顔でなくても真剣だったりしても意外と聞いていてくれる事実もありますが、まずは落ち着かせるため。安心感を得て。もしそんな人がいなかったら?自分から笑顔になってみて。ファイト!
3話す前にメモ。頭の整理を
話し始めて真っ白。と言うことも多いでしょう。
話すことを箇条書きに。要点をまとめて。
一語一句綺麗に伝えなくてもいいのです。荒削りでも充分、伝わります。
事柄(事実/メモ)と感想(思ったこと/アドリブ)をセットにすると、上手くいきます。自分に正直に。
4最後に相手(皆)に問いかける
先生は「ご家庭でのお子さんの様子を」とは言いますが、相手を巻き込む一工夫。
「問いかける」を実践してみてください。
人の話って自分でもそうですが、ただ聞いているだけだと他人ごとで終わってしまいます。
一歩踏みこみ、相手の懐に飛び込んで「みなさんのお宅ではいかがでしょうか」とか。
相手を自分ごとにして、巻き込むのです。
5リラックスすることイコール、パフォーマンスが最大限に上がる
色々申し上げましたが、これしかない。と思っています。
緊張することも頭が真っ白になることも、全てひっくるめて。
自分をさらけ出すこと。場数を踏むこと。敵ではないと思うこと。
立場や上下関係など考えなくていい。みんな一緒だと、思うこと。
慣れてくると笑顔も自然と出るはずです。
懇談会だけじゃなく、きっと現在でも自己紹介や話して伝えるシーンは日常的にあるはずです。
活用していただけたら幸いです。
皆様のご検討をお祈りしております!