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2025.04.18年齢を武器に【50にして】出来ること

年齢を武器に。

「おばさんだから」なんて言い訳したくない。

おばさんだからこそ、できる事を。

 

 

1    四十にして惑わず

 

ステージが変わる40代。

バタバタの子育ても一段落。という方も多いだろう。

仕事ではキャリアを積み、役割や立場のステージが上がる。

 

で、もろもろ迷っていない?

 

 

大人になった実感を得たのは

成人と呼ばれる20歳ではなく

40歳になってから、だった。

 

40歳になった大人の自分が思ったこと。

「え?見た目は老けたけど、中身が全く伴っていない」

愕然とした。

 

若い頃は自分より年上の30、40歳以上の人を見ては

ふわっとしたイメージで「大人」を捉えていただけなのかも知れない。

思い描いた大人とのギャップに戸惑った。

 

特に人間関係をはじめとする

人との付き合い方でも悩みは尽きない。

 

不惑なんて言葉はどこへやら。

迷いっぱなしである。

 

 

ただ一つ、ターニングポイントとしてあったのは

片付けの仕事を40になってから始めた。

 

世間的にはかなり遅いスタートだ。

それまで紆余曲折した専業主婦で、髪振り乱した子育てを経験からの、片付けと言う仕事だった。

半信半疑だった。

片付けなんか仕事になるのか?

 

だが、片付けで悩んでいる方から

実際に嬉しい言葉をいただいた時

確信に変わった。

 

これまで続けてきた物こそ、価値がある

 

 

 

 

2   五十にして天命を知る

 

迷いに迷った40代。

なんとなくで手探りのまま、突き動かされ、ここにいる。

 

あなたの使命は何だろうか。

 

社会的には立派な大人として扱われるが

まだまだ自分は中身は我が家の中学生よりも幼い。

 

その上どこに行っても例え失敗しても誰にも怒られない。

そんな寂しい気持ちも湧いてくる。

 

 

子どもの独立、親の介護、パートナーとの関係。

これまでの家族の在り方も変わってくる、50代。

自身の健康も今後どうなるかわからない。

 

命の期限を否応なしにつきつけられる。

 

 

何ができるか。

 

つまるところ

還元すること

これではないだろうか。と考えた。

 

自分の50年間生きてきた集大成を

仕事をはじめ、これまでお世話になった人、これから出会う人、

社会に還元する。

 

 

これまでは自分(と家族)のために生きてきた。

これからは、人のために生きるのだ。

 

 

人生を整理する、50代

人間関係、出来る事とやりたい事、諦める事。

正直に生きること。

 

 

 

 

3   六十にして耳順う

 

10歳以上離れた歳の、シニアの方と話すと

「若くていいわねぇ」

と必ずと言っていいほど言われる。

 

いやいや、世間的には50の立派なおばさんだが

年配の方からみたら「まだまだ」だそうだ。

 

突っ張って生きている。

何くそ、と歯を食いしばっている。

20歳の次男とも口喧嘩では負けたくない。

(実際には真っ当な言葉で諭され、あえなく完敗)

 

60になったら、とても人の話を素直に聞く自信がない。

そんな時が訪れるのだろうか。

 

周りを見渡すと、60、70を過ぎてもまだまだワガママ放題で周りの人を困らせている人も少なくはない。

 

 

それでも

子育てをひと段落終えた時期であろう。

親の介護をしているだろうか。

夫と自分は健康だろうか。

 

反省をしながら、少しは

人に社会に優しくなりたい、と願う。

 

 

 

過去、現在、未来。

点は線で繋がっている。