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2025.06.27どちらがいい?【隠すvs見せる】収納

 

 

リビング一角

段ボールに入った山積みの荷物を

「“隠す”ためにマルチカバーをかけて

目立たなくしちゃえっ!」

 

 

間違っても、これは隠す収納ではない

 

 

マルチカバーなどの布を掛けるなどして

目隠しするのは、余計に目立つ。

人の心理として、隠せば隠すほど

かけられた布の下、荷物が気になる。

 

これは本人だけでなく、

客として初めて入る部屋こそ強く思うだろう。

カバーをめくってみたい欲求に駆られる。

 

私だけでなく、あなたもご経験があるかと思う。

 

 

「隠す収納」とは?

見せる収納」とは?

 

それぞれ特徴と一長一短がある。

さらにはどんなタイプに向いているか?

お伝えしたい。

 

 

 

1   隠す収納

 

一般的に、箪笥、クローゼット、押し入れ、

など。

 

収納に扉や引き出しなどが付いているものを「隠す収納」と言う。

 

人によっては、扉を取るなどして見せる収納に変える場合があるが

「隠す収納」は、基本的に何が入っているか?外からは一見わかりづらい。

 

 

そのため、見た目はスッキリして見える

中の物の把握は記憶力と日々の習慣に頼る事になる。

 

 

例えば、キッチンに扉がある事で

調理の油はね、埃から収納内の物を守ってくれる役目が、ある。

 

 

 

 

2   見せる収納

 

一般的に、本棚(扉なし)、スチールラック、パイプハンガーなど。

 

 

収納が剥き出しの状態のものを「見せる収納」と言う。

 

シーンによってはオープンラックに小引出しを配置するなどの「複合型見せる収納」もあるが

 

 

基本的に、何がそこにあるのか。一目瞭然である。

 

便利さとは裏腹に、見た目の美しさをキープする

日々整えるための努力とマメさ、が必要になる場合がある。

 

 

例えば、子供部屋

に本棚がある事で

いつでも好きな本を扉を開けずにサッと取り出せる事が出来る。

 

 

 

 

3   どちらを選ぶか

 

隠すvs見せる、収納。

どのように選べば良さそうか。

 

3つの意識すべきポイントがある。

あくまで、一例。

 

 

人によって

几帳面な人(隠す収納)細かい事を気にしない人(見せる収納)

また子ども(見せる収納)と大人(隠す収納)でも違う。

ご自分がどんなタイプか?によって使い分ける

 

 

場所によって

リビングは多少出す〜しまうまでの手間がかかっても、生活感を出したくない(隠す収納)

対し、

子供部屋は多少散らかっていても、

子供の取り出しやすさ戻しやすさ、を優先させたい

(見せる収納)

など。

 

 

 

行動パターンで決める

①も②も、どちらもわからないと言う人に。

 

収納の中はガラガラ。いつも物が外に出しっぱなしな人(見せる収納)

対し

収納に物がきっちり収まり、かつそれを続けられる人(隠す収納)

→そんな人はもう既に片付けに困っていないが。

 

 

などなど。

 

 

見せるも隠すも、

場所や人や行動パターンで

ご自分がどうありたいか

この部屋をどうしたいか

で決まってくる。

 

正解はない。

どちらがいいか。

 

また、程度こそあれ、子供部屋の散らかりを見ても

許せる気持ちがあるか。

日々収納内にきっちりしまう母に、家族はついて行けそうか?どうか。

 

 

あなたの想像力と家族との会話を存分に発揮していただきたい。