
アニメオタク。
アニオタ歴2年目。
2年前までは
まさか娘(中1)がアニオタになるとは思わなかった。
アニメ、漫画、を観る、読む時間は
スマホを触る時間よりもはるかに上回る。
ヒマさえあれば、漫画を読んでいる。
漫画、アニメに影響を受け。歴史や地理を覚え
影響から、これまで知らなかった事に挑戦したい欲も出、
母として驚く事も多い。
そんなアニオタ娘と、
10/25(土)
京都

みやこめっせで開催された

『京都アニメーションのセカイ展』

に日帰りで行った。
(現在イベントは終了)
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』
『Free!』
『響け!ユーフォニアム』



など、など。数々のヒットアニメを生み出した、
娘に「観て!」と押され、
一緒に鑑賞したものも何本かある。
娘が言う通り。確かに絵に世界観があり、
実物より?美しい。
京アニならでは、なのか?
そのヒミツが今回わかった。
ぼんやりと感覚だったものが、
今回のイベントでパネルや映像によりハッキリした。

チームで何度も試行錯誤しながら
ダイアモンドを磨くように
気の遠くなるような作業を経て、アニメを制作する。

制作側の情熱を展示ブースで感じとった。

一人の描き手だけでは、
こんなにも素晴らしいアニメは出来ない。
プロ集団、京アニチームの凄み、だろう。
せっかくの京都。
観光もしたい。お寺も見たい。
と。言う事で、帰りに清水寺に寄った。





清水寺は中学の修学旅行以来。じつに35年ぶり。
当時は修学旅行生が多いイメージだったが
今回は外国人観光客でごった返していた。
こちらも独特の世界観のある、街並み。
今回、京アニでの彼女の一番の楽しみは
好きな推しキャラクターがいる、アニメグッズをゲットすること。
自宅近隣のアニメイトでは売っていないレアな商品を
現地まで足を運び手に入れる。

イベント会場に着くなり、
長蛇の列だった皆の足は、販売ブースへと流れ込む。
娘も大人たちに混じって並ぶ。

娘は、事前に「欲しいグッズ」をチェックし、
予算も立てていた。
お小遣いを貯め、貯金箱をひっくり返しては
計算する。
「ああ。あと〇〇円あれば⬜︎⬜︎が買える」
ため息混じり。
それならば、と
「おばあちゃんの家にいってお小遣い(と言う名の軍資金)をもらってこよう」
と父娘で挨拶に行ったり。

当日は3千円ほどカンパしたが、
あとは自分の手持ちの範囲内で商品を「清水買い」した。
本人曰く
「足がガクガクした」
無理はない。一瞬でこんなお金を遣う事はそうそうない。

普段は小遣い帳など3日坊主どころか、以前は1日で断念した。
欲しい物があれば、予算を立て、戦略的に“稼ぎ”、少しの余裕を残して勘定する。

アニメの力、好きなものへの情熱は、
こんな所にも潜在意識を引き出してくれる。
「稼ぐ大人になろう」
私から娘へ。いつも話す。
これからもっと「あれもこれも」と、欲が大きくなるだろう。
自分で稼いだお金なら、どんな使い方をしたって良い。
誰も文句は言わない。
そのために
今、これからどうやって生きるか?
好きな事があるのは
親の説教よりも、何よりの原動力になることは確かだろう。