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2025.07.01出し入れできる?【季節家電】の収納

 

関東では夏日・熱い日が続いている

いかがお過ごしだろうか?

 

クライアント宅で押し入れやクローゼットの片付けをすると

必ずといっていいほど扱うものが

 

季節家電。

 

扇風機、ヒーター、加湿器、除湿機、冷風機、ホットカーペット、などなど。

 

 

これら、

使いたい時にすぐ使える?

 

すぐに取り出せない、居場所が決まっていない、存在を忘れている。などなど。

そんなことはないだろうか?

 

 

 

 

1 仕舞えば終わりではない

 

まず、季節家電を収納する前に考えていただきたい。

 

その季節家電、

年に一回は使っている?

 

「いざという時のために保管しておく」とよく聞く。

が、その「いざ」って何だろう?

 

来客用?使っているものが壊れた時のストック?

もし一年以内に使っていない、またはこれから使う予定もなさそう、だったら

「季節家電そのもの」を考えてみよう。

 

いるのか?いらないのか?

 

 

温暖化の影響もあり冬物家電の出番がなく、3年以上段ボールに入ったまま埃がかぶっている。

ストックの扇風機が3台あるがどれも何年も使っていない。

実家から「とりあえず持ってきた」が、自分たちのライフスタイルに合わない。

 

なんてことはないだろうか?

 

ご心配なら取っておいていい。

 

しかし、押し入れの中に大物の家電が鎮座することで、

本来入れたいものが入らず、ものが溢れている家庭を、嫌というほど見てきた。

 

あなたの家はどうだろう。

 

 

 

 

2 家電をどこに置く?

 

使う場所(部屋)に使うものを、が収納の基本。

例えば、就寝中に使う加湿器を寝室クローゼットに置く、など。理想的ではある。

 

しかし、それがスペースの問題などで置けないなど、難しい場合、

季節家電によっては考えかたを少し変えてみる。

 

 

一箇所にまとめる。ことをお勧めする。

 

収納場所で理想的なのは、

押し入れ、クローゼット、納戸、廊下収納、玄関収納、など。

大型の収納に一箇所に集めて収納する。

大体は重さがあるので、床に近い場所に置くとよい。

 

 

家の(2階以上ある場合は各フロアごと)一箇所に家電を。

 

なぜなら

・家電がどこにあるのか一発でわかる

・家族共通の家電の居場所の認識がしやすい

・家電以外のものを出すときに邪魔にならない

メリットがある。

 

 

収納のため、家族のため、自分のため、なのだ。

 

 

 

 

3 どうやってしまう?

 

家電収納、と聞くと、

押し入れのキャスター付きの専用ワゴン、仕切るためのラックなどが市場に出回っているが、わざわざ買わなくていい。

 

というのも、先ほどもお伝えしたとおり、

家電のサイズも量もアイテムも、各家庭によって違うからだ。

 

そのため、専用ラックなどの収納用品に家電を入れようとすると

「これは入るけれど、これは入らない」と悩みの種が一つ増える様なもの。

 

あえて言わせてもらう

 

収納用品の“枠”は無い方がいい。

 

 

なので、

片付けの現場では、すでに購入されたクライアントには申し訳ないけれど、

収納用品を取り外させていただくことがほとんどだ。

 

 

また購入時の段ボールのまま家電を入れるのはどうか?

ものを重ねなければならない以外は基本的に不要

段ボールがあることで湿気を吸収し、カビの発生を促すことにもなりかねない。

 

そもそも箱から出して取り出すの、面倒ではない?

そのまま剥き出しの状態で置く、でいい。

当然、ある程度のスペースも必要になる。

 

 

もし埃が被らない様にしたいのなら

45リットルなどのゴミ・ビニール袋を被せて口を縛れば

使いたい時にすぐに使える。

 

 

 

年中使うものなら、仕舞わず、そのままリビングの風景として楽しみ。

夏、冬、季節ごとに使うタイミングですぐに出せる様にしたい。